2008/05/01 健康関連情報:菖蒲湯で健康に

カレンダー

健康カレンダー

5月1日 八十八夜
5月3日 憲法記念日
5月4日 みどりの日
5月5日 子供の日/立夏/薬の日
5月8日 世界赤十字デー
5月11日 母の日
5月18日 国際親善デー
5月21日 小満
5月30日 ゴミゼロの日
5月31日 世界禁煙デー

5月5日は端午の節句

5月5日は端午の節句(子供の日)です。端午の節句といえば“菖蒲湯”。
菖蒲の葉の強い香りには厄除けの効果があると信じられていて、端午の節句には菖蒲湯に入るという習慣が今でも深く根付いています。
実際に菖蒲の精油成分には血行促進・保温効果・鎮痛作用があり、菖蒲湯は腰痛や神経痛をやわらげるといわれています。

季節の変わり目、また新学期・新生活などでストレスの多いこの時期、菖蒲湯で心身ともにリラックスして健康になりましょう!

菖蒲湯の入りかた

菖蒲湯の菖蒲はサトイモ科の植物を使用します。
同じ「しょうぶ」の名前を持つアヤメ科のハナショウブとは違いますので注意しましょう。
八百屋さんや花屋さんで売っています。

【菖蒲湯の入れ方】
1.菖蒲を一束用意します。
2.菖蒲を細かく切ります。
3.木綿の袋に切った菖蒲を入れます。
4.洗面器やボウルなどに菖蒲の入った袋を入れ、
  熱湯を注ぎしばらく置いて精油を抽出します。
5.製油の抽出液と袋をお風呂に入れれば菖蒲湯の完成です。

※菖蒲の葉は香りが高く、葉を一束縛って風呂に入れるだけでも芳香によるアロマ効果がありリラックスできます。

端午の節句雑学

<元々は女性の日?>
元々、中国では健康を祈願する日として、この日に薬草を摘んだり菖蒲酒を飲んだりする風習がありました。
また、日本では5月は田植えの季節。そのため田植えの前に、男性が戸外へ出払い女性だけが家の中に閉じこもって身を清める「五月忌み(さつきいみ)」という風習があり、これが中国から伝わった端午と結びついたといわれています。
端午の節句の原型となった日本の習慣では女性が中心となっていたのです。

鎌倉時代ごろから「菖蒲」が「尚武・勝負」と同じ読みであること、また菖蒲の葉が剣の形を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い健康を祈るようになりました。


<なぜ鯉のぼりなの?>
端午の節句には欠かせない鯉のぼりは、「登竜門」の由来となっている故事にちなんでいます。
中国の黄河上流に竜門という激流が連なる滝があり、そこを登り切った魚は霊力が宿って龍になるといわれていました。
ある時一匹の鯉が激しい滝水に逆らいながら竜門を登りきったところ、鯉は龍へと変身して天に昇っていったという伝説です。

このように鯉の滝登りは立身出世の象徴であり、鯉のぼりには人生という流れの中で遭遇する難関を鯉のように突破して出世して欲しい、という願いが込められているのです。

5月5日は“くすりの日”

5月5日は子供の日のほかに「くすりの日」でもあることをご存知でしょうか?
先程の「端午の節句雑学」でも述べたように、中国ではこの時期、野に出て薬草などを摘んだりする習慣があり、それがやがて日本に伝わりました。
日本では、611年5月5日に推古天皇(すいこてんのう)が大勢の家来を引き連れ、大和(奈良県)の菟田野(うたの)に出かけて、薬になる草や木、鹿などの動物を狩り集める「薬猟(くすり狩)」をしたのが始まりといわれています。
その後、薬狩りは恒例行事となり、この日を「薬日(くすりび)」としたと日本書紀に記されています。
採取した薬草には、やはり菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)など、薬草独特の香りの強い植物が多く含まれていたようです。
このような故事に因んで、全国医薬品小売商業組合連合会は1987年に5月5日を「くすりの日」すると定めました。




<参考>
『おうちで楽しむにほんの行事』広田千悦子/技術評論社・2006年発行
『お風呂大好き!快適バスタイムのすすめ』早川美穂/(株)生活情報センター発行・2003年発行
日本文化いろは事典ホームページ

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