調剤室からのお話:副作用の疑いがあるときは薬剤師に相談を
ひとつの薬でも薬はいくつもの作用をもっています。その中で、体のさまざまな症状や病気を改善してくれるような治療に有効な作用を「主作用」といいます。体内で薬から主作用だけを引き出すことはできず、必ず他の作用も伴います。それらの作用によって、体に有害な反応が出たとき、それを「副作用」と呼びます。
主作用と副作用は表裏一体です。どんな薬にも、主作用と副作用があることを認識しましょう。 副作用は必ず現れるというものではありません。同じ薬を同じ条件で飲んでも、体質や体調等さまざまな条件でどの作用がどの程度現れるかは差が生じます。主作用や副作用の出方は同一人物であっても状態によって異なり、個人差もあります。
薬の量が多すぎると作用が強く出てしまい、副作用が現れやすくなることがあります。また、薬と薬の飲み合わせにも注意が必要です。ある薬が別の薬の作用を強めてしまったり、また反対に作用を弱めてしまうことで本来の効果が得られないことがあります。
副作用の危険を少しでも避けるために、薬は正しい飲み方を守ることが何よりも大事です。「副作用かもしれない」と思ったら、たとえその症状が軽くても必ず医師や薬剤師に相談してください。薬の履歴や体質、今まで体に合わなかった薬がある場合はその薬の名前などの情報を「おくすり手帳」に記載し、いつでも医師や薬剤師に伝えることができるようにしておくことをおすすめします。
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