いつまでも元気で過ごしたい!食事と運動で身体の筋肉を鍛えよう

近年日本は超高齢者社会に向かっており、団塊世代の方々が75歳以上を迎える2025年ももう目前に迫ってきています。

ご高齢の方々みなさんにこれからも元気に過ごしていただくと共に、日本の医療、社会保障制度を保つためにも、若年層も含め皆で健康になって頂きたいと願うばかりです。


さて本日は、いくつになっても元気で過ごしたい!ということで「サルコペニア」と「フレイル」について。

日本の平均寿命は男性で81歳、女性で87歳と、年々延びており(2018年時点)世界で見ても1,2位を争うほどの長寿国となっています。

しかし生活に介助を必要としない健康寿命はというと、70歳前後とかなり低い水準となっています。

平均寿命から考えると、男性で約11年、女性で約17年は誰かの介助の元生活をすることに。

そして寝たきりの方が非常に多いのも、日本の特徴ではないでしょうか。

日本では自分の足でしっかり歩き、自分の力で生活を営むことがどれだけ難しいのかを、数値から読み取ることができます。

そこで国はこうした現状を打破すべく、様々な対策を提案してくれています。

その中でも特に「高齢者の栄養と体力に関係の深いサルコペニアとフレイル」の予防が重要です。


「サルコペニア」とは「加齢に伴い身体の筋肉量が減少して筋力や身体機能が低下している状態」を指し、転倒・骨折のリスクが上昇することから、寝たきりとなる原因に直結してしまいます。

そして「フレイル」は「介護が必要となる前の段階」という意味で、筋力だけではなく、バランスや運動処理能力、認知機能や倦怠感など、多岐にわたる体の衰えや虚弱の状態です。

「サルコペニア」と「フレイル」の原因は、加齢や栄養不足、運動不足であるといわれています。

さらに「サルコペニア」が「フレイル」の原因となったり、「フレイル」に陥ることで「サルコペニア」が進行するなど、互いに影響し合っています。

これらを防ぐには、適切な食事と運動が大切です。

具体的には、筋肉や骨の元になるタンパク質(肉、魚類、豆類など)を充分量と、たんぱく質を機能させるビタミン、ミネラル(野菜や果物)を摂り、継続可能な無理のない運動を続けることが重要です。

肝・腎疾患、糖尿病などをお持ちの方は食事制限がございます。

主治医にご相談の上食事運動を見直してみてくださいね。


私も普段運動不足で、足腰が疲れやすくなってきていると実感しています。

先日はしっかり歩こうと思い、家族で嵐山へ遊びに行ってきました。

青々とした草木や竹林など、普段触れることのできない大自然に囲まれ、リフレッシュできました♪

たぬきが有名なのでしょうか、いたる所にたぬきの銅像があり不思議なところもありました。

さていよいよ大阪も梅雨入りしたようで、ジメジメとした季節がやってきますが、明るく笑顔で乗り切りましょう!(^O^)


スタッフY