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  • 2024.05.13 傷寒論 太陽病中篇 第四十九條

    若少氣者梔子甘艸豉湯主之若嘔者梔子生薑豉湯主之。 若し少氣の者は梔子甘艸豉湯之を主どり、若し嘔する者は梔子生薑豉湯之をつかさどる。 前條のような病狀で虛煩があり、もし呼吸が早くて淺いものは、梔子甘艸豉湯が主治します。その場合にもし嘔き氣のあるものは、梔子生薑豉湯が主治します。

  • 2024.05.11 傷寒論 太陽病中篇 第四十八條

    發汗吐下後虛煩不得眠若劇者必反覆顚倒心中懊憹梔子豉湯主之。 汗を發し吐下したる後虛煩眠るを得ず、若し劇しき者は必ず反覆顛倒し心中懊憹す、梔子豉湯之をつかさどる。 發汗したり吐かせたり下したりした後で、体の表裏がともに虛してしまい、苦しくて眠ることができなくなってしまう。もしも虛煩が激しい...

  • 2024.05.10 傷寒論 太陽病中篇 第四十七條

    發汗後水藥不得入口爲逆若更發汗必吐下不止。 發汗後、水藥口に入るを得ざるを逆と爲す、若し更に汗を發すれば必ず吐下止まず。 發汗後、水や藥が口から入らないのは逆とする、若し更に發汗させると、必ず吐下が止まらなくなる。

  • 2024.05.09 傷寒論 太陽病中篇 第四十六條

    發汗後飮水多必喘以水灌之亦喘。 發汗後、水を飮むこと多ければ必ず喘す、水を以て之に灌ぐもまた喘す。 汗を發して、陽氣を少なくしてしまった場合に、水をたくさん飮んでしまうと、肺を冷やして喘が出るようになってしまう。また水であつがっている時(發汗時は体があつくなる)冷めたい水で身を冷やしても...

  • 2024.05.08 傷寒論 太陽病中篇 第四十五條

    未持脈時病人手叉自冒心師因敎試令欬而不欬者此必兩耳聾無聞也所以然者以重發汗虛故如此。 未だ脈を持たざる時病人手叉し自から心を冒ふ、師因って敎へて試みに欬せしめしに欬せざる者は此れ必ず兩耳聾して聞こゆる無きなり、然る所以の者は重ねて汗を發したるを以てかくの如し。 醫師が來て、病人のところに...