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  • 2023.06.17 傷寒論 太陽病上篇 第三十一條

    問曰證象陽旦按法治之而增劇厥逆咽中乾兩脛拘急而讝語師曰言夜半手足當溫兩腳當伸後如師言何以知此荅曰寸口脈浮而大浮則爲風大則爲虛風則生微熱虛則兩脛攣病證象桂枝因加附子參其間增桂令汗出附子溫經亡陽故也厥逆咽中乾煩燥陽明内結讝語煩亂更飮甘艸乾薑湯夜半陽氣還兩足當熱脛尚微拘急重與芍藥甘艸湯爾乃脛伸以承氣湯微溏...

  • 2023.06.16 傷寒論 太陽病上篇 第三十條

    傷寒脈浮自汗出小便數心煩微惡寒腳攣急反與桂枝湯欲攻其表此誤也得之便厥咽中乾煩燥吐逆者作甘艸乾薑湯與之以復其陽若厥愈足溫者更作芍藥甘艸湯與之其腳即伸若胃氣不和讝語者少與調胃承氣湯若重發汗復加燒鍼者四逆湯主之。 傷寒脈浮自汗出で小便數く心煩微惡寒腳攣急するに反って桂枝湯を與へて其の表を攻めんと欲す...

  • 2023.06.15 傷寒論 太陽病上篇 第二十九條

    服桂枝湯或下之仍頭項強痛翕翕發熱無汗心下滿微痛小便不利者桂枝湯去桂加茯苓白朮湯主之。 桂枝湯を服し或は之を下し仍ほ頭項強痛し翕翕として發熱し汗無く心下滿して微痛し小便不利するものは桂枝湯より桂を去り茯苓白朮を加へたる湯が之をつかさどる。 桂枝湯を服用させたり、或は下したりしても、あいかわ...

  • 2023.06.14 傷寒論 太陽病上篇 第二十八條

    太陽病發熱惡寒熱多寒少脈微弱者此無陽也不可更汗宜桂枝二越婢一湯方。 太陽病發熱惡寒し熱多く寒少きも脈微弱の者は之れ陽無きなり、更に汗すべからず、桂枝二越婢一湯の方に宜し。 太陽病で熱が出て惡寒がする。その狀態があつがって惡寒の症狀が少ない。脈を診るとかすかで弱いものは、表の陽氣が少ないの...

  • 2023.06.13 傷寒論 太陽病上篇 第二十七條

    服桂枝湯大汗出後大煩渴不解脈洪大者白虎加人參湯主之。 桂枝湯を服し大いに汗出でたる後、大煩渴解せず脈洪大なる者は白虎加人參湯之を主どる。 桂枝湯を服用して大いに汗が出た後に大煩渇が解せないで脈が洪大の者は白虎加人參湯が主る。