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  • 2022.12.10 傷寒論 痓濕暍病 第八條

    濕家之爲病一身盡疼發熱身色如似熏黄。 濕家の病ひたる一身ことごとく疼み發熱し、身色熏黄に似たるが如し。 濕を病んでいる人の病狀は、全身がうずき痛んで、身の色がいぶしたような黄色を呈しているのである。これは濕の邪が經にあるのであろうと思われる。

  • 2022.12.08 傷寒論 痓濕暍病 第七條

    太陽病關節疼痛而煩脈沈而細者此名濕痹濕痹之候其人小便不利大便反快但當利其小便。 太陽病關節疼痛して煩し脈沈にして細なる者は此を濕痹と名づく、濕痹の候、其人小便利せず大便反って快きは、ただ當にその小便を利すべし。 太陽病で關節が疼痛して煩し、脈が沈で細の者は此れを濕痹と名づける。濕痹の症狀...

  • 2022.12.07 傷寒論 痓濕暍病 第六條

    病身熱足寒頸項強急惡寒時頭熱面赤目脈赤獨頭面搖卒口噤背反張者痓病也。 病みて身熱足寒頸項強急し惡寒し時に頭熱面赤目脈赤く獨り頭面ゆるぎ卒に口噤し背反張する者は痓病なり。 病で身が熱し足が冷え、頸項が強ばりつまり、惡寒して時に頭が熱し、面が赤く、目脈が赤く、自然に頭や面が揺いで、卒に口噤し...

  • 2022.12.06 傷寒論 痓濕暍病 第五條

    太陽病發汗太多因致痓。 太陽病汗を發すること太だ多ければ因って痓を致す。 太陽病で發汗することが大変多いと、それが原因で痓になる。

  • 2022.12.05 傷寒論 痓濕暍病 第四條

    太陽病發熱脈沈而細者名曰痓。 太陽病發熱し脈沈にして細なる者を名づけて痓と曰ふ。 太陽病で發熱して脈が沈んで細いのを痓という。