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2022.09.13 傷寒論 平脈法 第三十二條
脈浮而大浮爲風虛大爲氣強風氣相搏必成癮疹身體爲痒痒者名泄風久久爲痂癩。 脈浮にして大、浮を風虛となし大を氣強しとなす、風氣相搏てば必ず癮疹をなし身體かゆきをなす、痒き者は泄風と名づく、久久すれば痂癩を爲す。 脈が浮いて大である、浮というのは風虛であり、大は氣が強いとします、風と氣が相うつ...
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2022.09.12 傷寒論 平脈法 第三十一條
趺陽脈伏而濇伏則吐逆水穀不化濇則食不得入名曰關格。 趺陽の脈、伏にして濇、伏は則ち吐逆し水穀化せず、濇は則ち食入るを得ず、名づけて關格と曰ふ。 趺陽の脈が伏して濇っている、伏というのはすなわち吐逆して水穀が化せないで下利をする、濇はすなわち食を入れることが出来ない、名づけて關格という。
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2022.09.10 傷寒論 平脈法 第三十條
寸口脈浮而大浮爲虛大爲實在尺爲關在寸爲格關則不得小便格則吐逆。 寸口の脈浮にして大、浮は虛となし大は實となす、尺に在るを關となし寸に在るを格となす、關は則ち小便を得ず格は則ち吐逆す。 寸口の脈が浮で大である、浮は虛とし大は實とします、尺に在るを關となし寸に在るを格となす、關は則ち小便を得...
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2022.09.09 傷寒論 平脈法 第二十九條
趺陽脈滑而緊滑者胃氣實緊者脾氣強持實擊強痛還自傷以手把刃坐作瘡也。 趺陽の脈くゎつにして緊、滑なる者は胃氣實し、きんなる者は脾氣強し、實を持って強を擊てば痛み還って自から傷らる、手を以て刃を把れば坐らにして瘡を作すなり。 趺陽の脈が滑で緊である、滑であると胃氣が實し、緊の者は脾氣が強い、...
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2022.09.08 傷寒論 平脈法 第二十八條
寸口脈緩而遲緩則陽氣長其色鮮其顏光其聲商毛髮長遲則陰氣盛骨髓生血滿肌肉緊薄鮮鞕陰陽相抱榮衛俱行剛柔相搏名曰強也。 寸口の脈緩にして遲、緩は則ち陽氣長じ、其の色鮮かに其の顏光り其の聲商毛髮長ず、遲は則ち陰氣盛り骨髓生じ血滿ち肌肉緊薄鮮鞕に陰陽相抱き榮衛俱に行き剛柔相うつを名づけて強と曰ふなり。 ...