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2022.08.31 傷寒論 平脈法 第二十一條
問曰二月得毛浮脈何以處言至秋當死師曰二月之時脈當濡弱反得毛浮者故知至秋死二月肝用事肝脈屬木應濡弱反得毛浮者是肺脈也肺屬金金來剋木故知至秋死他皆倣此。 問ふて曰く二月に毛浮の脈を得たれば何を以て處して言ふ秋に至りて當に死すべしとは、師曰はく二月の時は脈は當に濡弱なるべきに反って毛浮を得るが故に秋...
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2022.08.30 傷寒論 平脈法 第二十條
西方肺脈其形何似師曰肺者金也名大陰其脈毛浮也肺病自得此脈若得緩遲者皆愈若得數者則劇何以知之數者南方火火剋西方金法當癰腫爲難治也。 西方の肺脈その形ち何に似たる、師曰はく肺は金なり大陰と名づく其の脈は毛浮なり、肺病んで自から此脈を得、若くは緩遲を得る者はみな愈ゆ、若し數を得る者は則ち劇し、何を以...
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2022.08.29 傷寒論 平脈法 第十九條
南方心脈其形何似師曰心者火也名少陰其脈洪大而長是心脈也心病自得洪大者愈也假令脈來微去大故名反病在裏也脈來頭小本大者故名覆病在表也上微頭小者則汗出下微本大者則爲關格不通不得尿頭無汗者可治有汗者死。 南方の心脈は其の形ち何に似たるか、師曰はく心は火なり少陰と名づく其の脈は洪大にして長、是れ心脈なり...
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2022.08.27 傷寒論 平脈法 第十八條
問曰東方肝脈其形何似師曰肝者木也名厥陰其脈微弦濡弱而長是肝脈也肝病自得濡弱者愈也假令得純弦脈者死何以知之以其脈如弦直是肝藏傷故知死也。 問ふて曰く東方の肝脈其の形ち何に似たりや、師曰はく肝者木なり厥陰と名づく、其の脈微弦濡弱にして長、是れ肝脈なり、肝病んで自から濡弱を得る者は愈ゆるなり、たとへ...
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2022.08.26 傷寒論 平脈法 第十七條
問曰脈有災怪何謂也師曰假令人病脈得太陽與形證相應因爲作湯比還送湯如食頃病人乃大吐若下利腹中痛師曰我前來不見此證今乃變異是名災怪又問曰何緣作此吐利荅曰或有舊時服藥今乃發作故名災怪耳。 問ふて曰く、脈に災怪ありとは何の謂ひぞや、師の曰はく假令ば人病みて脈に太陽を得て形證と相應ず、因って湯を作ること...