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  • 2022.06.24 傷寒論 辨脈法 第十八條

    脈弦而大弦則爲減大則爲芤減則爲寒芤則爲虛寒虛相搏此名爲革婦人則半産漏下男子則亡血失精。 脈弦にして大、弦は則ち減となし大は則ち芤となす、減は則ち寒となし芤は則ち虛となす、寒虛相搏つを此れを名づけて革となす、婦人は則ち半産漏下し男子は則ち亡血失精す。 脈が弦で大である。弦はすなわち減として...

  • 2022.06.23 傷寒論 辨脈法 第十七條

    脈浮而緊者名曰弦也弦者狀如弓弦按之不移也脈緊者如轉索無常也。 脈浮にして緊なる者は名づけて弦と曰ふなり、弦なる者は狀ち弓弦の如く之を按じて移らざるなり、脈緊なる者は轉索の如く常なきなり。 脈が浮で、緊の者を名づけて弦という。弦という者は形が弓の弦のようで、これに触ると移らない。脈が緊の者...

  • 2022.06.22 傷寒論 辨脈法 第十六條

    陽脈浮大而濡陰脈浮大而濡陰脈與陽脈同等者名曰緩也。 陽脈浮大にして濡、陰脈浮大にして濡、陰脈と陽脈と同等なる者を名づけて緩と曰ふなり。 寸口の脈が浮いていて大きく、そしてやわらかく、尺中の脈も浮いて大きく、そしてやわらかい、陰脈と陽脈と脈の打ちかたが同じものを名づけて、緩の脈というのであ...

  • 2022.06.21 傷寒論 辨脈法 第十五條

    若數脈見于關上上下無頭尾如豆大厥厥動搖者名曰動也。 もし數脈關上の見はれて上下に頭尾なく豆大の如くにして厥厥と動搖する者は名づけて動と曰ふなり。 もし數脈が關上に現れ上下に頭尾がなく、豆の大きさのようで、厥厥と動搖する者を動と名づける。

  • 2022.06.20 傷寒論 辨脈法 第十四條

    陰陽相搏名曰動陽動則汗出陰動則發熱形冷惡寒者此三焦傷也。 陰陽あいうつ、名づけて動と曰ふ、陽動ずれば則ち汗出で陰動ずれば則ち發熱す、形ち冷えて惡寒する者は此れ三焦傷るる也。 陰と陽が互いに打ち合うのを動と名づけます。陽が動ずると汗が出て、陰が動ずると發熱します。形が冷え悪寒がする者は、こ...