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  • 2025.05.26 傷寒論 太陽病中篇 第六十九條

    傷寒五六日中風往來寒熱胸脇苦滿默默不欲飮食心煩喜嘔或胸中煩而不嘔或渴或腹中痛或脇下痞鞕或心下悸小便不利或不渴身有微熱或欬者與小柴胡湯主之。 傷寒、五六日、中風、往來寒熱、胸脇苦滿、默默飮食を欲せず、心煩喜嘔し、或ひは、胸中煩して嘔せず、或ひは渴し、或ひは腹中痛み、或ひは脇下痞鞕し、或ひは心下悸...

  • 2025.05.22 傷寒論 太陽病中篇 第六十八條

    太陽病發熱汗出者此爲榮弱衛強故使汗出欲救邪風者宜桂枝湯。 太陽病、發熱汗出づる者は、これを榮弱衛強となす、故に汗をして出ださしむ、邪風を救はんと欲する者は、桂枝湯に宜し。 太陽病で熱を發して汗が出るものは、これを榮氣が弱くて衛氣が強いとするのである。だから汗が自然に出るのであります。この...

  • 2024.06.10 傷寒論 太陽病中篇 第六十七條

    太陽病未解脈陰陽俱停必先振慄汗出而解但陽脈微者先汗出而解但陰脈微者下之而解若欲下之宜調胃承氣湯主之。 太陽病、未だ解せず、陰陽の脈俱に停するは、必ず先づ、振慄し、汗出でて解す、ただ陽脈微なる者は、先づ汗出でて解す、ただ陰脈微なる者は、之れを下して解せ、若し之れを下ださんと欲すれば、宜しく調胃承...

  • 2024.06.07 傷寒論 太陽病中篇 第六十六條

    太陽病先下之而不愈因復發汗以此表裏俱虛其人因致冒冒家汗出自愈所以然者汗出表和故也得裏未和然後復下之。 太陽病、先づ之を下して、而して愈えず、因って復た汗を發し、此を以て表裏ともに虛すれば、其の人因って、冒を致す、冒家は汗出づればおのづから愈ゆ、然る所以の者は、汗出づれば表は和するがゆゑなり、裏...

  • 2024.06.06 傷寒論 太陽病中篇 第六十五條

    病發熱頭痛脈反沈若不差身體疼痛當救其裏宜四逆湯。 やまひ發熱、頭痛、脈反って沈、若し差えず身體疼痛するは當に其の裏を救ふべし、四逆湯に宜し。 病狀が發熱して、頭痛があって、この症狀が表證であるならば、脈が浮であるはずであるのに、脈が反って沈んでいて、もしも病の症狀が治らなくて、身體が疼痛...