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  • 2024.06.05 傷寒論 太陽病中篇 第六十四條

    傷寒醫下之續得下利淸穀不止身疼痛者急當救裏後身疼痛淸便自調者急當救表救裏宜四逆湯救表宜桂枝湯。 傷寒醫之を下し續いて下利を得、淸穀止まず身疼痛する者は急に當に裏を救ふべし、のち身疼痛淸便自から調ふ者は急に當に表を救ふべし、裏を救ふは四逆湯に宜しく表を救ふは桂枝湯に宜し。 寒に侵されて風を...

  • 2024.06.04 傷寒論 太陽病中篇 第六十三條

    本發汗而復下之此爲逆也若先發汗治不爲逆本先下之而反汗之爲逆若先下之治不爲逆。 もと汗を發し而して復た之を下さば此を逆と爲すなり、若し先づ汗を發するは治を逆と爲さず、もとまづ之を下して而して反って之を汗するを逆となす、若し先づ之を下したるは治を逆となさず。 治療するに当って、初めに汗を發し...

  • 2024.06.03 傷寒論 太陽病中篇 第六十二條

    病人有寒復發汗胃中冷必吐蚘。 病人寒有るに復た汗を發すれば胃中冷え必ず蚘を吐す。 病人が内部に寒があるのに、その上に汗を發したために、胃の中が冷えると必ず蛔虫を吐すようになる。

  • 2024.05.31 傷寒論 太陽病中篇 第六十一條

    汗家重發汗必恍惚心亂小便已陰疼與禹餘糧丸闕。 汗家、重ねて汗を發すれば必ず恍惚として心みだれ小便已んで陰いたむ、禹餘糧丸を與ふ、闕く。 汗かきの人を、その上に汗を發するとぼんやりとして心藏のあたりが落ちつかなくなり、小便をし終ると陰がいたむようになる。このようなものには禹餘糧丸を与えなさ...

  • 2024.05.30 傷寒論 太陽病中篇 第六十條

    亡血家不可發汗發汗則寒慄而振。 亡血家は汗を發すべからず、汗を發すれば則ち寒慄してふるふ。 貧血の人は、汗を發してはなりません。無理に發汗をさせると、さむがってガタガタとふるえるようになってしまう。