夏の過ごし方

今年の夏はスーパー猛暑(主に気温37度を超える状態)が多くなるのではと言われ、熱中症の発症だけでなく、高温多湿な気候が続いた時に起こる体調不良『夏バテ』が心配されます。
夏バテの代表的な症状は、全身のダルさと疲労感。暑さによる睡眠不足などで疲れが取れにくくなってしまいます。また、食生活面では、『暑い→食欲がない→冷たい水分の過剰摂取→食欲不振』になっていませんか?

夏バテを防ぐには…
食事や生活習慣を見直す事が大切です。
冷たい飲み物・喉ごしの良い麺類・アイス・甘い飲み物の取りすぎは、疲労感を増強させてしまうので、
1.栄養バランスの良い食事
2.不足がちな水分をしっかり補給
3.ぐっすり眠ってからだを休める
4.軽い運動をして発汗能力を上げる
この4つがポイントと なります。

バランスの良い食事とは…
タンパク質(肉・魚・大豆食品)と野菜を積極的に1日3食バランス良く食べることが大切です。特に豚肉には疲労回復に欠かせないビタミンB1が豊富に含まれています。たっぷりの野菜と豚肉の生姜焼きはどうですか?

水分補給のポイントとは…
渇きを感じる前に、『早め・こまめの水分補給』をしましょう。喉が渇いたと思った時には脱水が始まっています。また、大量の汗をかいた時には適度な塩分と糖分を含む吸収に優れた、経口補水液を活用しましょう。

睡眠のポイントとは…
ぐっすり眠るためには寝室内を快適に保ちます。室温約28度、湿度50〜60%を目安にエアコンや扇風機を利用しましょう。良い眠りのためには入浴も大切です。シャワーで済ませず、ぬる目のお湯に5〜10分くらい入るのが効果的です。

運動のポイントとは…
ヒトは発汗で体温調節をしているため、汗をかく事も『夏バテ予防』につながります。ウォーキングや軽いジョギングなど15〜20分行うと汗腺が開いて汗をかきやすくなります。早朝や夕方以降に水分補給をしながら運転しましょう。

夏バテを防いで、この夏を元気に過ごしましょう。