静電気の悩みはこれで解決! すぐに試せる4つの対策

冬になると「バチッ」とした痛みに悩まされる静電気。あの痛みから解放される方法はあるのでしょうか???

★静電気が起きるのはなぜ?

静電気とは、物質内にたまった状態の電気のことです。どんな物質もすべてプラスとマイナスの電気を持っていて、通常はプラスとマイナスの電気量が釣り合った状態になっています。しかし、摩擦などが原因でプラスとマイナスの電気量のバランスが崩れることがあります。この状態でたまった電気が「静電気」です。

★今日から始める静電気対策

静電気は乾燥によって生じやすくなるので、静電気をためにくい体質にするためには、乾燥対策が大切です。今日から始められる静電気対策を5つ紹介します。

①部屋の加湿をする

空気中の水分が増えれば、静電気が生じても自然に放電しやすくなります。加湿器を使用したり、洗濯物を室内に干したり、部屋に水の入ったコップを置いたりして、部屋の加湿を心がけましょう。

②肌の保湿をする

不足している水分を補い、肌を保護するためにも、毎日保湿剤を塗るようにしましょう。手足や首まわりなどの外気に触れやすい部分だけでなく、洋服に隠れているお腹まわりや腰なども乾燥しやすいため、忘れずに塗って、全身を保湿します。

③洗いすぎない

清潔にしようとするあまり、毎日ごしごし体を洗ってしまうと、皮脂膜まで落としてしまうことになり、かえって肌の乾燥を招いてしまいます。シャワーで洗い流すだけでも汚れを十分落とすことができます。また、石鹸を使う場合も、ナイロンタオルなどでこするのではなく、手でやさしく洗うようにしましょう。

④湯船の温度は40℃以下に

熱いお湯につかると、皮膚を守っている皮脂膜やセラミドを溶かしてしまい、乾燥肌の原因になります。湯船の温度は40℃ぐらいまでを目安にしましょう。また、長時間お湯につかるのも、同じ理由で禁物です。

静電気は不快なものですが、静電気に悩まされているということは、それだけ肌の乾燥が進んでいるサインでもあります。今回紹介した静電気対策は、乾燥肌対策にも有効ですので、「一石二鳥」を狙って、今日から早速試してみてはいかがでしょう(^^)/