4/23はシジミの日ё…

本日、語呂合わせから、4月23日はシジミの日となっています。
土用のシジミ、そして寒シジミというように、旬は、夏か冬となっています。
暑い夏に脂肪をたっぷりと蓄えたおいしいシジミを食べることができますし、冬にも寒さを乗り切るために栄養を溜め込んだシジミを美味しくいただくことができます。

古くから日本でも非常に愛されていた食材です。
昔から内蔵に良い食材であることが知られていたゆえに、積極的に食べていました。
貴重な栄養源とみなされていたのです。

それは今でも同じです。
肝臓の機能を向上させてくれますし、豊富に含まれる良質のアミノ酸や、ビタミン、ミネラルが、美容の面でも、更には疲労回復などの面でも大きな力を発揮してくれます。
ですから、普段の食卓にしじみをプラスするだけで、家族がより健康になることができるのです。

実はシジミには薬のような力があります。
実際に昔の言葉にこんな言葉があります。
「金色の男 シジミに食い飽きる」という言葉です。

昔の言葉ですのでわかりにくいかもしれませんが、金色の男とは、黄疸が出てしまっている男の人を指します。
黄疸が出ている人は、そうです、肝臓を患っているわけです。
つまり、肝臓を患っている人はすでにシジミをたくさん食べて治そうとしているので、シジミには飽きてしまっていますよという意味の言葉です。

この頃から既に、シジミが肝臓に良い食べ物として知られていたことが分かります。
今の時代も肝臓の薬として用いることができます。
しじみに含まれているオルニチン、タウリンといった物質が、肝臓の働きを回復させ、促進させる力を持っているのです。

ですから、アルコールをたくさん飲んで肝臓を酷使している人はできるだけシジミを食べて肝臓をいたわってやる必要があります。
また、シジミにはほかにも、良質なアミノ酸やタンパク質がたくさん含まれています。
肝臓の薬として効くだけではなく、体全体を元気にする力を持っています。

土用のシジミは夏バテに効くと言われているほどです。
疲れがたまる時には、シジミを食べることで体力を回復させていくことができます。

最近、春なのにとても暑い日が続いています。
身体がしんどくなる前に、食卓にシジミを取り入れてみてはいかがでしょうか?(・ω・*)Kでした。