夏休みに海外旅行を計画している方は多いのではないでしょうか。日ごろ服用している薬を携行することを忘れないように。それ以外にも、いくつか注意しておきたい点があります。
自分が服用している薬を海外へ持っていくことはほとんどの場合できます。ただし、睡眠薬や精神安定剤などの向精神薬については、自国に持ち込まれることを厳しく取り締まっている国があるので、事前に大使館などに確認しておくとよいでしょう。
注射や白い粉状の薬などは麻薬と間違えられる可能性があります。いずれにせよ、処方してくれた医師に薬の内容を記載した英文の薬剤証明書を発行してもらいましょう。
自分の服用する量からみて、薬の必要以上の持ち出しはトラブルの原因となるので気をつけてください。
海外ではとかく体調を崩しやすいもの。海外でも薬を購入することはできますが、国によっては、含まれている成分量が日本のものより少なかったり、逆に何倍も含まれていたりしますので、最小限の常備薬は持参したほうが安心です。
【持っていくとよい常備薬】
胃腸薬……海外でかかる病気の半数は下痢です。生もの・生水は避けましょう。
解熱鎮痛剤……頭痛、歯痛、腰痛などの痛みにも効果があります。
総合感冒薬……ホテルの部屋などのクーラーがききすぎて風邪をひくことがよくあります。
虫さされの薬・スプレー(※注意)……衛生状態の良くない国や自然が豊かな場所を訪れるときは忘れずに。
その他……酔い止め薬、日焼け止めローション、絆創膏など
(※注意)
2007年3月1日より、日本を出発する国際線全便を対象として、液体類の客室内持ち込みが厳しく制限されることとなりました。これは、イギリスでの航空機爆破テロ未遂事件を受け、国土交通省が暫定的な保安措置として発表したものであり、虫さされの薬・防虫スプレーなども対象になります。
詳しくは下の関連情報リンクから、国土交通省航空局HP内の「国際線の航空機内への液体物持込制限の導入について」をご覧下さい。
ワシントン条約で規制されているジャコウジカやクマなどを原料とした成分を含有する漢方薬は持ち帰ることはできません。
自分自身で使用する薬を海外で購入した場合、通常2カ月分までは通関できます。ただし、友人の家や職場など、自宅以外の所へ郵送した場合は、厚生労働省で確認を受けないと通関できません。持ち帰った薬はあくまでも自分用で、他人に売ることは厳禁です。
国内旅行をするときは、急な受診に備え、健康保険証を携行しましょう。薬歴や既往歴が記入された「おくすり手帳」があると薬を処方する際に大いに参考になります。
糖尿病や喘息など持病を抱えている方は、前もって主治医に相談してください。
コガ薬局 【 KOGA Pharmacy 】