電話口で感じる社会~海星中学校2年職場体験学習~

 今年も、中学生が職場体験にやってくることになりました。
10月の3日間、薬局で社会を体験します。

 先日、先生が打ち合わせと称し、3名の履歴書を
持ってきました。拝見すると、しっかりとした手書きのもの。
中学校で頑張っていること、
職場体験活動で心配なこと、または楽しみなこと、
お世話になる事業所の方ヘのメッセージ・・・。

 先生曰く、
「楽しいことだけ経験させるのではなくて、
丸一日、社会の大変さも教えてほしいのです。
清掃なども、もちろん一緒にさせて下さい」

 昨年は、ちょうどタイミングが合ったこともあり、
学校薬剤師の仕事に同行してもらいました。
プール水検査、照度検査、食器検査、薬物乱用教室。
私立の学校なので、学校薬剤師というものがいないのです。
(公立でも、知らない人多いでしょうが・・・)
 他、在宅訪問にも連れて行ったりし、お年寄りの
薬の管理についても見ていただきました。

 先日、ある電話がかかってきました。
声が遠くて、間違い電話かも?と不審に思っていましたら、
来月来る中学生の一人からでした。
 挨拶と、持ち物の確認と、注意事項の確認と。
かなりの緊張が伝わってきます。
あとで学校のブログを見たところ、どうやら
丸一薬局へは、一番手の子が電話をかけてきたようです。

 今年は、学校薬剤師の仕事とはかぶりませんでしたが、
来月の認知症カフェ体験ができるので、楽しみです。
来月のテーマは「手軽にできる健康ツボ押し講座」。
うーん、中学生には不要かもしれない?

海星中学校ブログ
http://www.kaisei-ngs.ed.jp/news-and-topics/kaisei-chugaku-dayori/45648/