春の腸内フローラ

春ですね。
お花がきれいな季節がやってきました。
そこで今回は体の中の花畑:腸内フローラについてお話しようと思います。

腸の中にはおよそ1000種類120兆個とも1000兆個ともいわれる細菌が棲んでいます。その様子が花や草が生い茂っているように見えることから腸内フローラ(花畑・草むら)と呼ばれています。
腸は食べ物の消化、吸収を行うだけでなく、多くの免疫細胞が集まる重要な免疫器官であることが分かっており、腸内フローラのバランスを最良の状態にすることが免疫機能の活性化につながると言われています。また腸内環境は美容や健康などにも影響を与えることが分かっています。

腸内環境を整えるためには
●乳酸菌(ヨーグルトやチーズなどの乳製品、みそや漬物などの発酵食品に多く含まれる)
●オリゴ糖(バナナ、はちみつ、大豆、玉ねぎ、ゴボウ、ニンニク、トウモロコシなどに多く含まれる)
●食物繊維(不溶性食物繊維は根菜類やキノコ類、水溶性食物繊維は海藻類に多く含まれる)
などを積極的に摂り、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
また、飲み込む前によく噛む、ドカ食いをしない、冷たいものは控える、食事をしてすぐに寝ないなど、腸が喜ぶ食べ方を心がけましょう。