食欲の秋

夏の暑さも一段落。朝晩は涼しくなって、だいぶ過ごしやすくなってきましたね。
秋といえば、読書の秋、運動の秋、芸術の秋など様々ありますが、今回は食欲の秋についてお話したいと思います。

なぜ、秋になると食欲が増すのでしょうか?その要因は諸説ありますが、一般的に言われていることをいくつか挙げてみます。
① 日照時間の低下に伴う、セロトニン分泌量の低下
セロトニンは精神の安定化を保つ作用のある神経伝達物質です。日光に当たること以外でも、糖質、乳製品、肉類の摂取と睡眠をとることで分泌量が増えると言われています。
精神の安定化を保つために(セロトニン分泌量を増やすために)よく食べ、よく眠るようになるのではないかと言われています。
② 気温の低下による、基礎代謝量の上昇
基礎代謝量が上がると、多くのエネルギーを使うことになります。それを補給するためにお腹がすくようになるのです。
③ 夏バテした体調を戻すため
④ 冬を乗り越えるための栄養を取込んでおく、動物的な本能 などなど

しかし、もちろん食べ過ぎには身体に良くありません。特に糖尿病や脂質異常症の患者様は要注意!!食べ過ぎないためにも、野菜や海草類から食べる、よく噛んでゆっくり食べる、正しい姿勢で食べる等、普段の食事の仕方を意識しておきましょう。
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