インフルエンザ予防

インフルエンザの流行シーズンに入りました。インフルエンザの感染力は強く、抵抗力が落ちている方が感染した場合は重症化しやすいので注意が必要です。

インフルエンザウイルスは飛沫感染、接触感染で人から人へうつっていきます。また空気感染することもあります。予防にはワクチン接種やこれらの感染経路を断ち切ることが大切です。
飛沫感染:感染している人の咳、くしゃみにより発生した飛沫を吸い込む
接触感染:感染した人が触った直後のドアノブなどに触り、そのまま目や鼻、口に触る
空気感染:感染している人と同じ室内にいる場合に空気を介して感染。ウイルスが長時間感染力を保ちやすい環境で起こりやすい(閉め切った小さな部屋、室温が低い、乾燥など)

 <予防法>
・インフルエンザワクチン:効果発現までに約2週間かかり、効果は約5か月持続すると言われています。
・帰宅後の手洗いうがいの徹底。アルコールを含んだ消毒液を使用するのも効果的です。
・人混みの多い場所を避ける。
人混みの中ではマスクを着用することで感染したり、人にうつしたりする可能性を減らすことができます。
・部屋の温度、湿度管理を行う。
 ウイルスを活性化させないよう、加湿器などで湿度、温度管理を行う。1~2時間おきを目安に部屋の換気を行う。
・インフルエンザウイルスに負けない身体を作る。
 栄養バランスの良い食事、十分な睡眠時間、適度な運動を心がける。体温が低いと免疫反応が鈍くなるため、冷え対策も心がけましょう。

もし高熱や全身の関節炎、筋肉痛、頭痛などインフルエンザの症状がみられた場合は速や
かに医療機関を受診するようにしましょう。