漢方薬の紹介です。 順次公開します。

どのようなお薬も使い方が重要です。お近くの薬局薬店でご相談いただき、お薬の特徴を理解して適切なタイミングでご使用ください。

葛根湯について

●どのような症状に効果があるの?

 下記のような症状があてはまる方には効果的です
 
   悪寒、発熱(自覚的な熱感)、頭痛、自然に汗が出ない、
   首すじや背すじがこわばる、下痢

「葛根湯」は、かぜの初期症状や肩こりなどに用いられる身近な漢方薬です。この「葛根湯」の歴史は古く、世界最古の処方医学書といわれる「傷寒論」にも記載されています。ちなみに「傷寒論」は、熱の出る急性病に対する治療法をこまかく記載した中国の古典です。
この古典の中で、上記のような症状のある方に対して葛根湯を使用したほうが良いと記されています。


●風邪に使っても効果を感じないことがあるの?

「葛根湯」がかぜの薬だと思い、かぜであれば「葛根湯」を使う方がいらっしゃいます。そのような方々で効果を感じなかったという場合も実はあるんです。ここで気をつけていただきたいのは、薬の効果がなかったというわけではなく、葛根湯証(葛根湯が効果を示す症状)ではない方が「葛根湯」を使用してしまったために、効果を感じることができなかったのです。


●かぜに「葛根湯」が良く使われるのはなぜ?

葛根湯証は、虚実においてはやや実証であると言われ、虚実の中間に位置づけられています。一般的にはこのような体質の方が多いため、葛根湯証がかぜの際に良く現れやすいと言われています。このような背景が、葛根湯がかぜにおいて良く使われる所以かもしれません。

 

▲ このページのトップへ戻る