美容特集 第2回

こんにちは!

今回も美容に関してお話ししたいと思います。


さて、健康食品や化粧品といったもので抗酸化作用が肌に良いからこの〇〇が効く!といった謳い文句を聞いたことはありますか?


ご存知の方も多いでしょうが、改めて『抗酸化作用』とはなんなのか簡単に説明します。


まずは『酸化』とは。


ものが空気中の酸素と反応することを言います。


わかりやすい例だと、切ったリンゴを置いておくと茶色く変色したり、ボロボロに黒くなった鉄や年月をかけて赤くなった鉄サビなどの状態になることを『酸化』する、といいます。


空気中の酸素は人間にとってエネルギーを作ったり、生きていく上で欠かすことのできないものです。


しかし、呼吸した際に全てが生きていく上で使われているわけではなく、取り込まれた酸素のうちの2〜3%は少し残ってしまうのです。


その残ってしまった酸素は、紫外線などの外部環境から影響を受けてフリーラジカルという不安定な物質に変化してしまいます。
生活してたら借金できちゃったみたいな感じです。


『不安定な状況』っていやですよね?道がぬかるんでて不安定、生活が不安定…など、なんとかして安定になりたいと思いませんか?


その不安定になってしまった酸素、『フリーラジカル(借金持ちの人)』もやはりどうにかして安定になりたい!と思ってるわけです。


ならそのフリーラジカルはどうやって安定を目指すかというと、
身体を作るコラーゲンやタンパク質、脂質など他のものを攻撃(酸化)して、余分なものは押し付けちゃえばいいじゃない。となります。


借金こさえて連帯保証人に押しける。
悪いヤツですね。


その結果、酸化してしまった側は肌をボロボロになってしまったり、LDLコレステロールが酸化LDLコレステロールになって動脈硬化を起こしたりと。

『酸化』はよくないことが多いのです。

フリーラジカルを増やす原因は、

紫外線を浴びたり、
緊張やイライラによる血行障害が起こって十分な酸素が使われず残ってしまい増加したり、
タバコ・多量のアルコールや排気ガスといったものまで増やす原因になってしまうのです!


『抗酸化作用』とは
これらの原因からフリーラジカルを作らせない。攻撃(酸化)させない,。という意味なのです。


少し長くなってしまいましたので、
次回は抗酸化作用を内側から手助けしてくれる食材に関して説明したいと思います。
それでは。