認知症市民公開講座に、パネリストとして参加しました。

暖かかったり寒かったりと気温が安定しない日が続いていますが、体調崩されていませんか?
この時期は、生姜湯や葛湯のような温かいものを摂って、体を冷やさないように気をつけましょう。

12月8日、摂津市主催の認知症市民公開講座に、パネリストとして参加させていただきました。
認知症の方を支える中で、飲み間違いを防ぐためにも、服薬管理は大切です。
服薬管理の3つのポイントをお話させていただきました。
①一包化・服薬カレンダー・おくすりケースなどを活用しましょう。
 薬局でご相談いただけましたら、認知症の方、そのご家族にとって最適な方法をご提案できるかと思います。
ここで大切なのは、認知症の方もきちんと管理できる方法を見つけることです。
本人さんの役割を取り上げてしまわないようにしましょう
②薬を飲み込みにくい方、薬を飲むことを嫌がる方には剤形(薬の形)を変更してもらいましょう。
 貼り薬や、少しのお水で錠剤の形が崩れて飲み込みやすくなる口腔内崩壊錠(OD錠)、
おやつ感覚で食べていただけるようなゼリータイプのものもあります。
③薬を飲むタイミングを調節してもらいましょう。
 ご家族や、介護士さんが見守る事のできる時間帯に調節していただく事で、飲み忘れを防ぐ事ができます。
これらの3つのポイントに関しては、いずれも薬剤師がお手伝いできます。いつでもご相談ください。

私たちの薬局では、薬の事だけでなく健康相談・介護相談も随時受け付けています。
必要な方には医療機関の紹介も行っています。
ご自宅に残っているお薬「残薬」に関しても、ぜひご相談ください。なんでも相談いただける「よろず相談薬局」として、地域の皆さまのお役に立ちたいと思っております。