お彼岸も過ぎて

こんにちは きはら薬局です(*^-^*)

『暑さ、寒さも彼岸まで』と言われ昔からお彼岸を過ぎれば、暑さも寒さも緩いで季節が変わっていきますね。​

3月に入り暖かさと寒さが日々いれかわりながら、梅の花も咲き桜の話がでてきているのでもう春だなぁって思っていたら、今日は寒の戻りらしく昼から夜にむけてさむくなってくるようです。​

こんな時に気を付けたいのが『アレルギー性鼻炎』と『鼻かぜ症状』です
花粉症になったことがない人は鼻の症状が現れたときに『絶対かぜ!』とおもいます。
また花粉症を経験したことがある人は逆に『絶対花粉!』とおもいます。

どちらも鼻の症状を伴うので病院では鼻の症状に効果のあるお薬が処方されます。
患者様の中には
『私は花粉症になったことがないのにアレルギーのお薬でいいんでしょうか??』
と不安に思われる方もおられますが、鼻の症状だけの場合はアレルギーのお薬(抗ヒスタミン薬など)を処方されることも少なくありません。

逆に注意しないといけないのは花粉症と診断されて、アレルギーのお薬を継続服用している患者様が、治療を受けているかかりつけ医ではないところでかぜの症状をみてもらってお薬をもらったときです。
鼻の症状を緩和させるお薬は名前は違っても、同じ成分のお薬や似たような効果をもったお薬も多く、きちんと自分の飲んでいるお薬を把握していないと気付かない間に用量を超えたり重複して服用して副作用が強く起こることがあります。

現在花粉症の治療をしている患者様がかかりつけの病院や薬局以外で受診、調剤を受けるときにはお薬手帳を、手元にお薬手帳のない場合には実際のんでいるお薬そのものでもいいので持っていくようにしましょう。

これからお花見の季節もはじまりますね。花粉がつらいので春は苦手。。と言われる方もおられますが冬場は寒くてなかなか外を出歩くのも億劫でしたが、春の日差しの中ちょっと遠出してお散歩やお花見もいかがでしょうか。

※今回の写真は町で見かけたチラシで、すごく春らしい色合いで目をひきました。たまには伝統文化にふれてみるのもいいかもしれませんね