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調剤室からのお話:子どもへの薬の飲ませ方

 幼いお子さんをお持ちのお母さん方から、「子どもが寝ている間に薬を飲ませる時間が来たら、起こして飲ませたほうがいいの?」という質問をしばしば受けます。

 薬を飲む時間は守ることが原則ですが、寝ているお子さんをわざわざ起こしてでも飲ませたほうがよいかは、病気の種類や症状の重さ、処方されている薬などによって異なるので一概には言えません。
いろいろな服用方法の薬がありますので、子どもの生活時間に合わせた無理のない時間に服用できる薬を、医師に選んでもらいましょう。

 舌触りの違和感や苦みなどで粉薬を飲んでくれないときは、(1)少量の水またはぬるま湯でペースト状にして頬の内側や上あごに塗り、飲み物で流し込む(2)少量の水またはぬるま湯で溶かし、スプーンやスポイトで少量ずつ飲ませる(3)ジャムやゼリー、アイスクリームなどに混ぜる、といった工夫をしましょう。
薬を飲みやすくするためのゼリーやゼリー状オブラートが市販されているので利用するのもよいでしょう。

 粉薬をミルクに混ぜるのはやめましょう。ミルクの味が悪くなってミルク嫌いになったり、薬の種類によっては吸収に影響が出たりします。
また、ミルクを飲み残したときには、必要な薬の量を飲まないのと同じ結果となります。

 なお、ジュースなどと共に服用する場合、薬によっては苦みが増したり、吸収に影響が出ることもあります。わからないことがあれば医師や薬剤師に相談しましょう。

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