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今月の健康:夏のくだもの手帖

夏の野菜や果物には、夏にうれしい働きがあります。みずみずしい甘みをつくる果糖、ブドウ糖には疲労回復効果も。デザートやおやつに、適度に冷やしていただきましょう。

すいか

○選び方
軽くたたいてポンポンとよい音がするもの、縞模様がくっきりしていて、さわると多少ざらざらしているものを選びましょう。
○冷やし過ぎに注意
シャリシャリ感を保つため、買ってきたらすぐに冷やして、早めに食べましょう。保存の温度は10℃くらいがベストです。

<むくみを取り、健康増進>
すいかに含まれるシトリンというアミノ酸やカリウムには、利尿作用があり、塩分を腎臓から排出する働きがあります。特に皮は利尿作用が高いので、捨てずに浅漬けなどにしていただくのもおすすめです。また、種はフライパンなどで炒ってナッツのように食べられます。おつまみなどにもよいでしょう。

○選び方
適度な張りがあり、重みのあるものが食べごろです。
○冷やすと甘みがアップ
保存は冷蔵庫の野菜室へ。かたく未熟なものは、室温で熟すのを待つとよいでしょう。

<便秘解消、大腸がん予防に>
梨のザラザラした舌触りを作っているのはリグニンという不溶性食物繊維で、便通を促し、有害物質を腸内で吸着して大腸がんを予防する効果が期待されています。また、梨には肉類の消化を助けるたんぱく質分解酵素があるので、肉料理のデザートにぴったり。肉を調理する前、梨をすりおろしたものに肉を15分ほどつけておくと、やわらかくなります。

【豆知識】江戸時代の夏バテ対策は、「甘酒」

初詣にお寺で見かける甘酒は、納豆やヨーグルトなどと同じ発酵食品。ビタミンB1・B2・B6や体に必要なアミノ酸、ブドウ糖などの栄養素を含み、江戸時代は夏バテの栄養補給剤として飲まれていました。
温めて飲むイメージですが、冷やして氷を浮かべて飲んでも美味。
夏のデザートにいかがでしょうか。



<参考文献>
「食べて治す! 最新栄養成分事典」(主婦の友社)
「食品成分表2007」(女子栄養大学出版部)
「野菜&果物図鑑」(ファイブ・ア・デイ協会・若宮寿子監修/新星出版社)

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