消臭効果のあるトイレットペーパー「消臭ロール」雑貨

2015.10.16 おすすめ商品PickUp

香り付きや柄付きのトイレットペーパーは昔からよく見かけますが、最近では消臭効果に特化したトイレットペーパーも登場しています。防災用の備蓄品としてもおすすめできる商品です。

商品化のきっかけは東日本大震災

今回ご紹介する「消臭ロール」を作っているのは、トイレットペーパーやティッシュペーパーを手がける高知県の四国特紙という会社。会社の所在地である、いの町は、全国的に名高い土佐和紙の発祥の地でもあり、近くを流れる仁淀川の美しい水によって、さまざまな紙製品が作られています。

消臭ロール開発のきっかけは、東日本大震災。いの町の地域雇用創造協議会が、避難所のトイレの悪臭問題を解決するために考案し、「ぜひ世の中に出してみたい」と声を上げた四国特紙が商品化に乗り出したのです。商品の監修には防災研究を専門にしている大学の研究員が参加しており、機能を重視したこだわりのトイレットペーパーといえます。

消臭ロール 4ロール
(114mm×2枚重ね30m)

消臭ロール 4ロール
(114mm×2枚重ね30m)

四国特紙 >>Web
購入価格 398円(税込)

特殊なインクでニオイ成分を分解

この消臭ロールは、数種類の天然鉱石を使用した脱臭剤「エルム」を練り込んだインクで、ペーパーの表面に文字や柄がプリントされています。そのプリントが、ニオイの物質を変化させてニオイ成分を分解しているというのが消臭効果の仕組み。ちなみに、トイレットペーパー自体は無臭です。

ペーパーにプリントするだけで本当にニオイが消えるの? とお思いの方も多いかもしれませんが、専門検査機関の検査では、ニオイの原因となるアンモニアや硫化水素のガスが入った容器に消臭ロールを入れた場合、10分で濃度が10分の1以下に低下することが確認されています。

家庭用トイレは、換気もすぐれていてすぐに使用後の紙を流してしまうので、なかなか目立った効果を感じることはできないかもしれませんが、災害時の家庭用トイレや、建築現場・イベント会場の仮設トイレ、避難所のトイレなど、水が使えない時のトイレットペーパーとして、とてもおすすめできる商品です。
肝心の使い心地ですが、さすが製紙が盛んな四国の会社で作られただけあって、とってもソフト。しっとりなめらかな肌触りの2枚重ねなので、もちろん普段使いしてもOKです。

市場での価格は4ロール入りで400円前後と、1ロール100円近くしてしまいますが、いざという時の備蓄には最適の商品だと感じます。ちなみに売上げの一部は、福島大学災害ボランティアセンターを通じて、東日本大震災被災者の支援に活用されます。
みなさんも防災用品の見直しの際には、ぜひこの商品を検討してみてください。

プリント部分のインクに含まれる脱臭剤「エルム」は、空気触媒で空気中の水分に反応してニオイ成分の吸着分解を繰り返す