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プラス薬局ぶろぐ

2020/06/30

足の裏をごしごし洗ってはいけない、、??

こんにちは、まだ名札に若葉マークがついている新人薬剤師です。

最近、シトシト雨がふりジメジメした時期になってきましたね。
こんな時期になると増える【水虫】。
【水虫】にかかるとかゆみや爪のにごりなどの症状を引き起こし、
他の人にうつる可能性もある病気なので、
できることならかかりたくない病気ですよね。
水虫にならないよう心掛けていることはありますか?
今回は【水虫】について少しお話ししたいと思います。

●足の裏をごしごし洗うと、、、
皆さん、お風呂で足をごしごし洗っていませんか?
足を清潔に保つ心がけは大切ですが、
足を一生懸命こすってしまうと【水虫】になる危険性を高めてしまいます。
では、どのような対策をすればいいのでしょうか?

●石鹸で立てた泡で足をなでるように洗う
水虫は原因となる白癬菌(はくせんきん)が皮膚内に侵入して、
かゆみや皮膚が白くなるといった症状を引き起こしたり、
爪に水虫が定着すると爪の変色を引き起こしたりもします。
白癬菌は皮膚を構成しているケラチンというタンパク質を
栄養源に生きており、白癬菌を皮膚に定着させないことが
水虫の予防として大切です。
この白癬菌は皮膚に侵入してから定着するまで
最低24時間かかると言われています。したがって、1日1回
お風呂で足を洗っていれば水虫になる可能性はほぼないということです。
しかしながら、お風呂で一生懸命こすり洗いしてしまうと
皮膚に傷をつける場合があり、逆に白癬菌が定着しやすくなる
環境を作ってしまいます。
ちなみに皮膚に傷口があると12時間で定着するそうです。
こうなってしまうと、1日2回以上足を洗うことになり、
予防が難しくなりますよね?
このようなことを防ぐために、
1日1回のお風呂では皮膚に傷をつけないように、
石鹸で立てた泡で足をなでるように洗いましょう。
石鹸自体に皮膚表面を洗い流す作用があるので
無理にこすらなくても、皮膚の汚れとともに
白癬菌も落とすことができます。 

●万一、水虫にかかってしまったら
まずは、皮膚科の病院・医院を受診しましょう。
医師の診断を受け、お薬を使った治療を進めていけば
水虫を治すことができます。足の水虫は最低でも4週間程、
治療を続けないといけません。また、爪が変色する爪水虫は
治療に1年以上を要する場合があります。

●他の対策は?
水虫の原因となる白癬菌は湿気があるところを好みます。
したがって、足が蒸れる環境を避けることが対策としてあげられます。
例えば1日を通して靴、靴下をはき続けない。
通気性のある靴、靴下を選ぶなどです。

水虫になると1年間という根気強い治療が必要になることがあります。
また、水虫は他の人にうつる病気でもあります。
ご自身を含め、身近にいる家族が水虫にかからないようにするために、
普段から水虫に対する適切な対策を心がけをしましょう。

以上、新人薬剤師がお送りしました。今後とも、ごひいきに…

参考
日本皮膚科学会ホームページ
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa10/q01.html

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