寒い季節が訪れましたね

こんにちは、成宮です
暑い夏も終わり、秋の季節が訪れましたね(^_^)
急に冷え込み、皆さんは体調など大丈夫ですか?
今日は風邪の予防に最適な生姜について話したいと思います。

生姜は、多くの漢方薬にも使われている通り、万病に効くと言われていますが、次のような効果があると認められています。

・免疫力の向上
・のどの痛み改善
・殺菌効果
・冷え性の改善
・血行促進
・コレステロール値の低減などです

生姜に含まれる風邪を治す・予防する効果が期待できる成分は次の3つがあります。
1.ジンゲロール
2.ジンゲロン
3.ショウガオール

これら3つの成分の、それぞれ具体的な作用と効能について話します。
「ジンゲロール」とは、買ってきた生の状態に1番多く含まれている生姜の辛み成分の1つです。
「ジンゲロール」には殺菌作用があり、胃のむかつきや、吐き気の改善に効果があります。風邪による喉の痛みを殺菌して、症状を緩和する効果も期待出来ます。
「ジンゲロール」は血の流れを良くする効果もあり、手足などを温めるなど、主に身体の外側を温める効果がある事です

「ジンゲロン」

「ジンゲロン」は、生姜に熱を加える事により「ジンゲロール」から作られる成分です。「ジンゲロン」が作られる量は微量のようです。

「ジンゲロン」も辛み成分の1つです。

「ジンゲロン」は、血管を広げて、血液の循環を良くする作用や代謝を良くする作用、また、脂肪燃焼作用があり、ダイエット効果も期待できます。「ジンゲロン」の血の流れを良くする特徴は、このように身体の内部から温める効果があるため風邪の「寒気」や「冷え症」に効果的です。

「ショウガオール」

「ショウガオール」は、生姜に熱を加え事により、「ジンゲロールから」作られる成分です。

「ショウガオール」も、「ジンゲロール」とほぼ同じ作用があるのですが、この3つの辛み成分の中で、一番身体を温める作用が強く、胃腸の働きを活発にして身体の内部から温める特徴があります。この事が、「生姜を加熱して摂ると身体を温める」と言われている根拠になっているようです

「のどが痛いとき」には、生の生姜を摂るのが効果的です。 生の時が殺菌成分を1番多く簡単に摂れるからです。
生姜をすりおろしたものとはちみつを混ぜて飲む方法がおすすめです。

「風邪の諸症状」には、少し加熱した半生状態の生姜を摂るのが効果的です。何故なら、半生状態の時は、加熱で消滅する「ジンゲロール」成分がまだ残っていて、「ジンゲロン」、「ショウガオール」の3つの風邪の有効成分がすべて摂れるからです。生姜をすりおろしたものと、はちみつと、ぬるま湯を足して混ぜて飲む方法がおすすめです。

「寒気」には、完全に加熱した生姜を摂ることです。何故なら、血行促進の「ジンゲロン」、一番身体を温める成分である「ショウガオール」を多く摂ることができるからです。
加熱する事により、長時間に身体の中を温めてくれます。
加熱した生姜入り卵スープがおすすめです。

寒い日がこれから続きますので、皆さんも風邪には注意して下さい(^^♪ もしよかったら、今日話しました生姜の料理試して頂ければ嬉しいです。