「耳の日(3月3日)」にちなんで、ちょっと“耳より”なお話を




耳は二つの重要な役目を持っています。一つは音を聞き取る働き、もう一つは体のバランスを保つ役割です。体のバランスを保つ役割において、耳の奥にある三半規管は、リンパ液で満たされ、その液の移動によって頭の回転の運動方向と速度を感知して、大脳に伝える仕事をしています。グルグル回って急に止まるとめまいがするのは、その三半規管の中にあるリンパ液がすぐに元の状態に戻らず、しばらくグルグルと回り続けるからと考えられています。

また、耳掃除は、あまり頻繁に行ったり、強く力を入れてひっかき過ぎたりすると、目に見えない傷がつき、外耳炎になることがありますから注意しましょう。耳あかは外耳道(耳の穴)の入口近くに、少しずつ移動してたまってきますから、耳掃除は見える範囲のものを無理せずに取るようにしましょう。ベトベトしたタイプの耳あかは耳かき棒よりも綿棒が適しています。なお、高齢者の中には、難聴の原因が耳あかだったというケースが少なくありません。耳鼻咽喉科で定期的に耳あかを掃除してもらうのもよいでしょう。

外耳炎や、外耳の奥にある中耳が炎症を起こす中耳炎などにかかると点耳薬が処方されることがあります。冷たくなっている点耳薬をさすと、めまいを起こすことがありますので、点耳薬は手で2〜3分温めてから使うようにしてください。点耳薬をさすときは、容器が直接耳に触れないように注意しましょう。点耳後はしばらくそのままの姿勢を保ちましょう。

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