バックナンバー

肌の若さを保つには?

冬の間、乾燥した空気にさらされ、肌のカサカサや、ハリの低下を感じていませんか。本格的な春がやってくる前に、肌に元気を取り戻しておきましょう。若々しい肌で、春のレジャーやファッションに挑戦──ステキな楽しみができました。

 

たんぱく質やビタミンなどを積極的に摂って

健康的な肌を作るには、丁寧な洗顔で皮膚の汚れを取り除く、化粧水などで皮膚に水分を補給するといった、いわゆるスキンケアが大切ですが、それだけでは不十分。体の内側からのケアも大切です。その第一は栄養バランスのよい食事です。

栄養の三要素の中でも皮膚と特に関係が深いのがたんぱく質です。皮膚をはじめ、筋肉や骨、内臓、血液、酵素などはたんぱく質を主な材料にして作られます。また、真皮(肌を作っている層の一つ)にある膠原線維(こうげんせんい)のコラーゲンは肌のハリを保つ役割を果たしていますが、これもたんぱく質を材料とし、ビタミンC、鉄などがその合成過程で必要です。ですから、良質なたんぱく質を摂ることは、肌のハリ回復にも役立ちます。

たんぱく質は約20種類のアミノ酸が組み合わされてできていて、このうちアルギニン、グルタミンはコラーゲン合成を促進します。また、ロイシンをはじめとした9種類は体内で作ることができず食事から摂るしかないため、必須アミノ酸と呼ばれます。たんぱく質の豊富な食品といっても、牛肉と卵ではそのたんぱく質を構成するアミノ酸は異なります。したがってアミノ酸の不足を作らないためには、いろいろな食品を食べることが大切です。

もう一つ、たんぱく質を摂るときのポイントがあります。たんぱく質は細胞の分裂や増殖を活発化させますが、ビタミンCやビタミンEと一緒に摂ると、より高い効果が得られます。ビタミンCやEそのものにも、肌を美しくする働きがあります。ビタミンCは、前述したようにコラーゲンの合成過程で欠かせないもので、皮膚にハリを持たせますし、強い抗酸化作用があり、紫外線の影響を受けにくくします。ビタミンEは、しわやたるみなどの老化を引き起こす過酸化脂質を分解します。これらのビタミンに加えて、ぜひ摂りたいのがビタミンAです。やはり抗酸化作用が強く、肌あれや老化を予防する働きがあります。こうしたビタミンはほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜に多く含まれます。

 

睡眠不足やストレスは肌の大敵です

食事とともに気を遣いたいのが睡眠です。寝入りばなの深い眠りのときに成長ホルモンが大量に分泌され、肌細胞の新陳代謝を高めます。その新陳代謝は午後10時から午前2時の間にもっとも活発になるといわれるので、できれば12時前には寝て、深く質のよい眠りを得るようにしましょう。また、アミノ酸の一つであるアルギニンは成長ホルモンの分泌を助けます。

ストレスがたまると、ビタミンCを通常以上に多く消費してしまいます。若々しい肌を保つには、ストレス解消は欠かせません。

運動により体を適度に動かすと、エネルギー代謝がよくなり、細胞の働きが活発になります。過度な運動を頻繁に行うと、活性酸素が多く産生され、かえって老化を促すことになりかねません。適度な運動量で、無理なく続けられそうな運動法を見つけ、少しずつでも実行していきましょう。

▲ このページのトップへ戻る