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レジャーのときのけが対策は?

明るい太陽と青空のもとで思いっきりリフレッシュしたくなる季節になりました。アウトドアに出かけるのはよいけれど、 気をつけたいのが、けが。万一の際にもすぐに対処できるように、基本的な応急処置をマスターしておくと安心です。

 

ねんざや骨折の応急処置は「RICE」で

戸外でのけがでもっとも多いのが、石などにつまずいて転んだり、木々の枝で皮膚をひっかいたりする傷です。そのほか、ねんざ・骨折、虫さされ、鼻血もよく見られます。今回はこれらの応急処置についてご紹介します。

【傷】

傷の手当をするときの大事なポイントは、(1)止血(2)痛みの除去(3)感染防止です。すり傷のような浅い傷の場合は、傷口を流水できれいに洗います(水道水の代わりにミネラルウォーターやお茶を利用しても可)。自然乾燥させたあと、清潔なガーゼやハンカチを傷口に当て、手でしっかりと押さえます。傷が深く出血が止まらない場合は、もう1枚ガーゼやハンカチを重ね、押さえ続けます。出血が止まったら、ガーゼやハンカチの上から包帯やスカーフなどを巻きます。指をけがしたときに指の根元を輪ゴムなどで強く締めつける人がいますが、締めつけた先の組織を傷める危険があるので避けましょう。
なお、多量に出血する、10分以上傷口を押さえても出血が止まらない、傷が深くて傷口から脂肪や筋肉が見えるなどの場合はすぐに医療機関へ。

【ねんざ・骨折】

ねんざや骨折などのとき「RICE」法で処置をすると、痛みや腫れを防げます。この方法はつき指にも有効です。

○Rest(安静にする)
無理に動かしたりせずに、患部を安静に保ちます。骨折の場合は、副え木を患部に当てます。
○Ice(冷やす)
炎症を抑え、痛みをやわらげるため、氷をビニール袋やタオルでくるんで患部を冷やします。
○Compression(圧迫する)
腫れを防ぐために、患部を包帯やテープで巻きます。
○Elevation(患部を高く保つ)
患部を心臓より高い位置で保ちます。 ねんざだと思っていたら骨折していたということもあるので、ねんざ・骨折ともに応急処置をしたら、できるだけ早く医療機関で治療を受けましょう。

【虫さされ】

虫の中でも特に注意が必要なのがハチです。時には、「アナフィラキシーショック」と呼ばれる強いアレルギー反応を起こし、生命をおびやかすこともあります。頭痛、冷や汗、震えなどの症状があるときは、すぐに医療機関を受診してください。通常は、針を毛抜きなどでそっと抜きとったあと、刺された部分を水で洗う処置でOKです。抗ヒスタミン薬や虫さされ薬があれば塗っておきましょう。

【鼻血】

座った姿勢であごを少し引いて、小鼻を指でしっかりつまみ、圧迫してその状態を保ちます。つまんでも止まらない場合は、脱脂綿やガーゼなどを出血している鼻の孔につめ、鼻をつまんで押さえます。15分以上処置をしても止血しないときは、鼻の奥からの出血が考えられますので、できるだけ早く医療機関(耳鼻咽喉科)を受診しましょう。

レジャーに必携「救急セット」

レジャーに行くときは、応急手当に使うものをセットにして持参しましょう。
(1)絆創膏 (2)滅菌ガーゼ (3)脱脂綿・綿棒 (4)ガーゼつき絆創膏 (5)三角巾 (6)湿布 (7)虫さされ薬 (8)消炎鎮痛剤 (9)はさみ (10)消毒薬 など

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