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ぐっすり眠るには?

いつもの年より寝苦しかった夏も、あと少しで終わります。秋の夜長にぐっすり眠って、脳と身体を休ませましょう。 ほんの少し工夫するだけで、眠りの質はぐーんとアップ。そんなヒントをご紹介します。


“眠くなったら床につく”を基本に

最近のさまざまな研究から、寝つけない、途中で目が覚める、早く目が覚めるなどの不眠に悩む人は、高血圧や糖尿病、さらには肥満などの生活習慣病になるリスクが高いことがわかっています。したがって不眠対策は生活習慣病対策にもつながります。
注意したいのが、不眠=睡眠不足ではないということ。睡眠不足は、仕事が忙しかったりして十分な睡眠時間をとれない状態をいいます。一方、不眠は十分な睡眠時間があっても“眠れない状態”のこと。ですから、「睡眠は8時間必要」と眠くないのに布団の中に入って、「眠らなくては。だけど眠れない」と悶々としていてはかえって不眠を招くことになります。適した睡眠時間は人それぞれですし、一般に加齢とともに短くなります。睡眠時間にこだわらずに、“眠くなったら床につく”、これが良い睡眠を得る基本です。


就寝前はリラックスを心がけて

私たちの体はもともと夜になると眠くなるような体内リズムをもっています。体温や血圧が下がり、メラトニンなどの睡眠ホルモンが分泌されるのも眠りに導くため。夜遅くまでテレビやパソコンを見たり、寝る直前に食事をすることは眠気を妨げます。ぬるめの湯にゆったりつかったり、好きな音楽を聴いたりしてリラックスしましょう。
コーヒーやお茶などに多く含まれるカフェインは覚醒作用があるので就寝の4時間ぐらい前から控えましょう。寝酒もおすすめできません。寝つきはよくなりますが、時間がたつとアルコールが分解され、夜中に目を覚ましやすくなります。目が覚めたら日光に当たり、体内リズムを昼のパターンに切り替えることも忘れずに。


不眠に病気が潜んでいることも

時に不眠が病気によって引き起こされていることがあります。特に、睡眠中に激しいイビキや呼吸停止、足のむずむず感があるときは要注意。睡眠外来などを設けている医療機関を受診しましょう。
また、十分に眠っても日中の眠気が強い、あるいは眠れないことに対する不安が強いといった場合も、専門医に相談しましょう。

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