食品中の塩分

健康診断などで「塩分は控えめに」などと注意されている方にも多いと思います。

昨年の調査のようですが、医薬基盤・健康・栄養研究所(国立研究開発法人)の調べによりますと、日本人の食塩摂取源となっている食品の第1位はカップ麺で、それに続き第2位は袋などに入ったインスタントラーメンだったと発表されました。
3位梅干し、4位高菜の漬物、5位きゅうりの漬物・・・と続きます。
カップ麺及びインスタントラーメンの塩分摂取量の平均は、約5.5gなのに対して、3位の梅干しより下の順位の食品は1.8g以下になり、1位と2位の食塩摂取量は、3位以下を大分引き離している事が分かります。

日本における食塩の摂取目標量は、成人男性で8g・女性で7g以下とされており、高血圧や心臓病の予防をする場合などには、更に低い数値が目標値となります。
ちなみに平成27年国民健康・栄養調査における食塩摂取量の平均値は、1日あたり男性で11.0g、女性で9.2gだったそうです。
食欲の秋、手軽なこともあり、ついつい手が出てしまうインスタントラーメンですが、食べ過ぎないように気を付けないといけませんね(^^;

詳細は以下を参考にしてください。
http://www.nibiohn.go.jp/information/nihn/files/8404cee25d908752943d20f6a3233af289ee95ea.pdf