寺院で多く見られる「夏椿」

道端植物図鑑
初夏にぴったりの雰囲気の白い花を咲かせるのは夏椿です。
花の形が椿に似ていて、椿は冬に咲くのに対し、夏に花を咲かせることから、夏椿と名付けられました。花は椿に似ているものの、背の低い椿とは違い樹高は8m〜12mと高く、爽やかな木陰を作ってくれます。
夏椿は別名、沙羅の木といいます。仏教三大聖樹の一つで、釈迦が亡くなった時にそばにあったといわれる木を沙羅双樹といいます。その木が日本にもあるはず!と探し当てたのが、夏椿だったそうです。実際の沙羅の木は日本では育たず、30m程になる大きな木です。かつて沙羅双樹の代用として植えられたおかげで、各地の寺院で夏椿を見ることができます。夏椿の花期は6月〜7月初旬です。