消毒用のアルコール

イソプロパノールはエタノールとほぼ同等の消毒効果を示すものの、親水性ウイルス(ノロウイルス、アデノウイルスなど)に対する効果はエタノールに比べて劣っています。コロナウイルス は問題ありません。ただ、イソプロパノールはエタノールに比べてより強い脱脂作用を示します。すなわち、手指消毒に70vol%イソプロパノールなどを用いると、手荒れが生じやすくなります。そのため、できればその後の保湿をしていただけた方がいいかと思われます。ただ純粋な消毒用エタノールは酒税がかかるため、高額となります。コストを抑えたい方は3.7%イソプロパノール添加により酒税が免除された消毒用エタノール(消毒用エタノール液IPなど)を使用してください