『栄養ケア講座』に行ってきました!

日時:6月11日 東京メディセオ本社にて
ブログ:ちさよ

主題:毎日の食が健康の源!『栄養ケア講座』
 
【第1部】駒沢女子大学 人間健康学部 健康栄養学科 教授 田中 弥生氏
・栄養ケア・ステーション:47都道府県にあり食環境の整備を推進する拠点
・栄養学の基礎

栄養士、管理栄養士が薬局事務仕事をしている現状。栄養士、管理栄養士としてできること、栄養ケアステーションを活用できることを事例を用いて講義がありました。
今日の参加者は栄養士、管理栄養士、事務さん、薬局経営者、薬剤師。それぞれの専門家が薬局に存在し、多職種連携ができれば理想的ですね。
後半の栄養学の基礎は時間の都合でさらっと終了。残念。

【第2部】フードライフパートナー代表 管理栄養士 青山 寿江氏
・健康サポート薬局:薬局でできる栄養ケア
・健康支援イベント事例とプログラム

薬局から患者さんへ、投薬+栄養ケアとして食事、運動、ライフスタイルを組み合わせた健康づくりや介護、予防などの新しいサービス提供の付加価値を。どのような事をしたらよいか事例を用いての講義がありました。地域を巻き込んでのイベントを開催している薬局さんも多いようです。

今回は管理栄養士の先生の講義ということで、病から考える食ではなく、食が中心にあってそこから健康であるためには薬局がどうするべきか。いつもとは少し違う視点からの栄養、食について考える機会となりました。
当たり前のことですが、今の私の体は私が昨日まで選んで食べてきたものでできています。髪の毛も爪も、臓器も血液も、細胞も。ですから今日から食べ物を変えれば、その違う食べ物で構成された私にいずれなるわけです。また第二の脳と言われる腸の役割も大切だなあと思いました。いくら口から入れる食事を気を付けても、体に取り込むところ、腸内環境がが整っていなければ効果的ではありません。良く肥えた土でできた畑ならば、多少の環境の変化やちょっと害になりそうなものでも分解栄養にして食物を実らせますが、やせた土や悪い土ではそうはいきません。
まず日々の食事で体の土台をしっかり作って、その上に薬が効果的に入ってくると良いんでしょうね。
日々の忙しい投薬指導のなかで、自分にできることなんだろう?
幸い私の薬局の患者さんは、何年も定期的に通ってくる地域の方が大半です。なので1回完結の投薬指導ではなく、その人にとっての健康寿命を延ばしてあげるにはどうしたらいいか?を考え、クルクミンってね、とか、トマトとイワシとカマンベールがね とかDASH食ってね、とか、少しづつ話していければいいかな、と思いました。またイベントなどもできたらいーな。多分、声をかければうちの患者さんはいっぱいきてくれそーです(^o^)

10時~16時、お昼休憩1時間は外へランチに。講義終了後の帰りの新幹線までの時間は、前回も寄った八重洲ブックセンターと、東京駅地下街へ。すごい人と広さと方向音痴のために、やはり迷ってしまいました。あっという間の1日でした。
そーいえば、今日の講習でMCTオイルとかココナッツオイル、ケトン体の話がでていました。聞いたことあるぞ と思ったら私の薬局の休憩室にありました。MCTオイルとバターがコーヒーメーカーの横に。ちょっと前に話題になったバターコーヒーにはまっている同僚が、好きに飲んでいいよ~っと言ってたので、時々飲んでみようかな・・