時間のくすり

母の命日から3年
親が死ぬなんて嫌だ
親より先に死ぬんだなんて思ってた時もありました

でもそれは親を生き地獄に送ったでしょうね

寂しいですが親を看取れたことを今は良かったと思えるのです

患者さまも私も歳をとっていってるなか
病院にかかること
薬局にくることが難しくなってくる現実

そこであるのが在宅診療、在宅投薬

費用がかかること
できることに限りはあること
それでもあなたに会いに来たのよと言ってくださる方が
在宅になった時に私はできれば伺いたいと思ってます

きっと感情移入しすぎてしまって
仕事中なのに大泣きしたりもあるかもしれません
それでもあなたに来てもらえて良かったわって
言ってもらえる存在になれればと思ってます

避けられないお別れの時

一番効くのが時間のくすり
薬剤師なのに薬じゃないんかーい

中途半端に明るくしようとして失敗する例ですかね(笑)