春分(しゅんぶん) 春はあけぼの 明け方の空の美しさ

二十四節気暮らしの健康カレンダー
今日3月21日は春分(しゅんぶん)です。太陽が真東から昇り、真西に沈む日で、昼と夜の長さが同じになります。春らしい暖かい日が続くようになります。

「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」

清少納言は「枕草子」で、このように春はやっぱり明け方がいい、と言っています。

冬の間、朝の空気がピンと張りつめるように厳しかったのが、明け方の空の柔らかな色彩と、緩やかになってくる空気に、現代の私たちもやっぱり春は明け方がいいな、と感じます。