5月感染症

こんにちは☆
いよいよ今週末からGWですが、連休中のおでかけで感染症などに注意しください!!


5月に注意してほしい感染症は、
1・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶蓮菌感染症)
2・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
3・ロタウイルス感染症


1のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎はいずれの年齢でも起こり得ますが、学童期の小児に最も多く、3歳以下や成人では典型的な臨床像を呈する症例は少ないです。感染症発生動向調査によると、冬季および春から初夏にかけての2つの報告数のピークが認められています。この感染症は、通常患者との接触を介して伝播するため、ヒトとヒトとの接触の機会が増加するときに起こりやすく、家庭、学校などの集団での感染も多いそうです。


2の流行性耳下腺炎(mumps)は2~3週間の潜伏期(平均18日前後)を経て発症し、片側あるいは両側の唾液腺の腫脹を特徴とするウイルス感染症です。通常1~2 週間で軽快します。最も多い合併症は髄膜炎です。
唾液腺腫脹は両側、あるいは片側の耳下腺にみられることがほとんどですが、顎下腺、舌下腺にも起こることがあります。通常48時間以内にピークを認めます。接触、あるいは飛沫感染で伝搬するそうです。



3のロタウイルスが、かかりやすいのは乳幼児で、特に1歳児に多く、年齢が上がるにつれだんだんと減っていきます。脱水などのために入院治療が必要となるのはほとんどが就学前(6歳以下)の乳幼児で、2歳未満の乳幼児(ただし、3か月以上)が過半数を占めます。
従来、12~1月に流行し、冬季下痢症と呼ばれてきましたが、最近の日本での流行のピークは3~5月となっているそうなので気をつけましょう!!