乳がんから身を守るために

みなさんご存じのとおり、10月はピンクリボン月間です!

乳がん検診は受けましたか?結果は見ましたか?
必要な人は再検査に行きましたか?

この機会に、男性も女性も、意外と知らない!?「乳がん知識」についてお伝えします♪

そもそも「乳がん」ってどんな病気?
人間の体は、細胞でできています。
細胞は日々、状況に合わせて増えたり維持したりして増殖を調整しているのですが、なんらかの原因で遺伝子に傷がついたりすると、体の状況とは関係なく、勝手に増え続けてしまう異常な細胞になってしまうことがあります。
これが「がん細胞」です。
通常、いつも私たちを守ってくれている免疫細胞が、がん細胞を退治してくれるのですが、退治することができず、がん細胞がひたすら増殖していった結果、他の細胞を壊したりして、全身に悪影響を及ぼします。
このがん細胞が「乳腺」にできる場合を「乳がん」と言います。
乳がんは、今や、日本人の12人に1人がかかっています。
近年、乳がん患者は急速に増えており、女性の患者数1位となっています。
一方で、がんによる死亡数でみると第5位であり、早期に発見すれば、比較的治りやすいがんなのです。

乳がんから身を守るためにできることは?
一方で、検診も万全ではありません!
検診で異常がなかった方は、これからも定期的な検診に加え、乳がんのセルフチェックもぜひ習慣にしましょう♪


乳がんのセルフチェック♪
1.鏡の前で腕を上げ下げして、ひきつりなどの異常がないかを目でチェック
2.仰向けに寝て、4本の指をそろえ、指の腹で軽く圧すようにして、かたい部分がないかチェック!(鎖骨から肋骨の下まで、わきの下も含めてまんべんなく)
3.乳首をつまみ、分泌液がないかチェック

乳がんチェック
※生理が終わった4~7日後がベストです☆

しこりや分泌物などの自覚症状がある、いつもと違う様子に気づいた場合は、すぐに専門医を受診しましょう!
※自覚症状がある場合は「検診」ではなく「受診」が必要です!

飲酒・喫煙が乳がんのリスクを高めることがわかっています。
また、閉経後の女性では運動によりリスクが低くなることがわかっています。

日ごろより、みなさんがよく知っている、いわゆる良い生活習慣を心がけましょう!