平成31年3月16日 骨健康測定会 開催のお知らせ

寒暖の差が出てきて体調を崩しやすい日が続いてますね。まだインフルエンザも完全には収まっておりませんので手洗い・うがいで予防しましょう。また、スギ花粉も横浜近辺では2月中旬から本格的に飛散し、今春は例年よりも多い予想だそうです。花粉症のある方は本格的に症状が出てしまう前に受診をしましょう。

タイトルにもあります通り、平成31年3月16日(土)13:30~15:00に骨健康測定会を開催いたします。骨粗しょう症は年々増加している疾患です。少し古いデータですが2005年の骨粗しょう症患者数は1280万人でした。2005年当時の人口が1億2776万人だったので単純に人口の10%は骨粗しょう症となりますね。高齢になるにつれて発病の可能性は高くなり、65歳以上の「女性」の約半分が骨粗しょう症といわれています。

「女性」と強調したのには理由があります。女性は閉経後、女性ホルモンの分泌が減少すると骨密度が急激に減少しやすいからです。なので女性は特に50歳前後から骨健康に気を遣う必要があります。

しかし、特別自覚症状がないのに受診するのは気が引けてしまい、結果として骨折するまで放置してしまうこともあります。

今回の骨健康測定会は手首で約20秒で手軽に測定できます。

また、現代の食生活で最大骨量の低下も骨粗しょう症患者が増えていく要因となっていると考えられております。だいたい20歳で最大骨量となりそれ以降は加齢に伴い維持・減少となっていきます。つまり、20歳までに最大骨量を上げておくような食生活・運動をすることで後々の骨粗しょう症のリスクを下げることとなります。そのための食事相談・運動に関する相談もお受けいたします。

当日は「FRAX」というソフトを用いて簡単な質問にお答えいただくだけで骨折リスク評価も行えます。

処方箋がなくても是非お気軽にお立ち寄りください。薬や健康の相談もお受けいたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

薬剤師 鈴木

※この測定会は骨粗しょう症を診断するものではございません。