RSS

みやのさわ薬局ブログ

2019/03/13

薬局新聞H31.VOL2

●骨粗鬆症
骨粗鬆症とは、骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。骨粗鬆症は主に女性に多く、これは女性ホルモン(エストロゲン)が骨の新陳代謝に関わっているからです。骨粗鬆症を予防することはロコモティブシンドロームになるリスクを下げることにつながります。

★ロコモティブシンドロームとは?
運動器の機能に障害が起きて、立つ・歩くといった「移動機能」が低下した状態のことをいいます。ロコモティブシンドロームが進行すると、徐々に日常の活発さが失われ、介護が必要な状態になります。加齢により筋肉量や筋力は低下していきますが、日頃の運動不足などが原因の1つです。

★骨の代謝
骨は毎日、古い部分を溶かし(骨吸収)、新しい骨をつくって(骨形成)生まれ変わっています。
・正常な骨
→古い骨の破壊と、新しい骨の形成のバランスが保たれている。

・骨粗鬆症の骨
→古い骨の破壊が、新しい骨の形成を上回ると骨粗鬆症になる。

★日常生活で気をつけること
・バランスの良い食事
→特に重要なのはカルシウムの摂取ですが、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨が作られるのを助けるビタミンKを摂取することも大切です。
・タバコ・お酒を控える
喫煙は、胃腸のはたらきを抑え、カルシウムの吸収を妨げます。お酒には利尿作用があるため、飲みすぎると必要なカルシウムまで排泄されてしまいます。
・適度な運動
→太陽の下でウォーキングなどの運動を毎日続けましょう。骨に適度な圧力が加わり、骨が強くなります。 また、運動を続けると血液の流れが良くなるので、骨を作る細胞のはたらきが活発になります。

★骨粗鬆症の薬
●ビスホスホネート系
骨を壊す破骨細胞に作用して、骨密度を増加させて骨折予防します。

●選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)
閉経後女性対象に、女性ホルモンと同じ作用で骨が減るのを抑えます。

●高ランクル抗体薬
骨を壊す破骨細胞に作用して、骨密度を高めて骨折予防します。

●活性型ビタミンD3製剤
ビタミンD3を補うことで、カルシウムの吸収を助けます。

●カルシウム薬
骨に必要なカルシウムを補います。

●ビタミンK2薬
ビタミンKの摂取不足を補います。

« 前の記事 H31.薬局新聞VoL.1薬局新聞H31.VOL3 次の記事 »

▲ このページのトップへ戻る