デジタル環境から少し離れる「デジタルデトックス」しませんか
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今や私たちの必需品となっているスマートフォン(スマホ)やパソコン(PC)などのデジタル機器。これらの普及とともに問題化しているのが「ネット依存」です。生活を見直して、デジタルデトックスしてみませんか。
心身に影響を与えるネット依存
ネット依存とは、日常生活や健康よりも、インターネットでゲームをしたり、SNS(X、Facebook、TikTokなど)で情報発信したりすることを優先して、使用時間などを自分でコントロールできなくなる状態をいいます。
例えば、いつもスマホに触っていないと落ち着かない、食事中や仕事中、入浴中もスマホが手放せない、スマホがないとイライラする、夜中までゲームをして朝起きられないといったことが続いている人は、ネット依存かもしれません。
スマホやPCの画面を長時間見ると目が疲れ、頭痛や肩こりが起こりやすくなります。睡眠不足や睡眠障害を招いたり、ネット環境がないとイライラしたり無気力になったりして、成績が下がったり、仕事に支障を来したりします。ゲームなどに夢中になるあまり食事を抜いて食生活が乱れ、体調不良を起こすことも。また、スマホを長時間使用することで脳が情報を処理しきれず、物忘れなど認知症に似た症状が現れるともいわれています。
例えば、いつもスマホに触っていないと落ち着かない、食事中や仕事中、入浴中もスマホが手放せない、スマホがないとイライラする、夜中までゲームをして朝起きられないといったことが続いている人は、ネット依存かもしれません。
スマホやPCの画面を長時間見ると目が疲れ、頭痛や肩こりが起こりやすくなります。睡眠不足や睡眠障害を招いたり、ネット環境がないとイライラしたり無気力になったりして、成績が下がったり、仕事に支障を来したりします。ゲームなどに夢中になるあまり食事を抜いて食生活が乱れ、体調不良を起こすことも。また、スマホを長時間使用することで脳が情報を処理しきれず、物忘れなど認知症に似た症状が現れるともいわれています。
使用時間を可視化することから始めて
ネット依存が社会問題となる中で、その解決策の一つとして注目されているのが「デジタルデトックス」です。デトックスは解毒という意味で、デジタルデトックスとは、スマホやPCなどのデジタル機器の使用を控え、脳や身体をリセットすることです。
まずは、自分が1日にどれくらいデジタル機器を使っているのかをメモし、確認しましょう。その中に、使用しなくてもよい時間はないか検討します。例えば電車に乗っているときやカフェで休んでいるときなどにスマホを見ないで、外の景色を眺めたり、本を読んだりすれば、新たな気づきがあるかもしれません。あるいは、休日はデジタル機器を使わない、お風呂やトイレにスマホを持ち込まないなどと決めるのも一つの方法です。いずれにせよ、無理をせずに、できることから取り組むことが大切です。
まずは、自分が1日にどれくらいデジタル機器を使っているのかをメモし、確認しましょう。その中に、使用しなくてもよい時間はないか検討します。例えば電車に乗っているときやカフェで休んでいるときなどにスマホを見ないで、外の景色を眺めたり、本を読んだりすれば、新たな気づきがあるかもしれません。あるいは、休日はデジタル機器を使わない、お風呂やトイレにスマホを持ち込まないなどと決めるのも一つの方法です。いずれにせよ、無理をせずに、できることから取り組むことが大切です。
ネット依存がひどいときは医療機関を受診
ネット依存がひどくて何とかしたいと言う場合は、まずは地域の保健所に相談するとよいでしょう。また、「インターネット依存度テスト」(>>https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/screening/iat.html)※で自分の依存度合いを知り、受診の目安にするのもよい方法です。
なお、気になることがあるときは、薬局の薬剤師に気軽におたずねください。
※参考:独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター
なお、気になることがあるときは、薬局の薬剤師に気軽におたずねください。
※参考:独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター
イラストレーション:堺直子