調剤明細書、って何?

今日は風が強いですね~(;´ρ`)
こんな日もむぎのほ薬局は元気に営業中。
南向きの店舗なので今日のように陽射しがある日は
待合室はぽっかぽかです。

さて。
今日は薬局で領収証をもらうときに一緒に付いてくる
「調剤明細書」のおはなし。

2010年4月から保険調剤薬局では
調剤明細書の発行が義務付けられました。

…ま、医療費控除とか申請に使うのは
領収証で事足りてしまうんですけどね(笑)

調剤明細書には医師の処方箋に基づいて調合された薬剤の名前と用量などが記されています。

●調剤明細書に書かれている項目例
 ・調剤基本料
 ・調剤料(内服薬や外用薬など薬の種類、後発医薬品調剤加算など)
 ・薬剤服用歴管理指導料
 ・薬剤情報提供料
 ・薬剤料(医薬品名と量)

明細書の各項目は専門的な用語で記述されています。
これを読んで、診療や処方された薬剤の内容、料金などが適正だったかどうかを判断するのは、実際にはよほどの専門知識がないと無理かもしれません。

…わたしも薬剤師になって随分経ちますが
これを見ただけではなかなかピンと来なかったり(´Д`;)

そんなときにはこちらのサイト!
日本薬剤師会ホームページより
『調剤報酬点数表(平成24年4月1日施行)』
http://www.nichiyaku.or.jp/action/wp-content/uploads/2012/03/h24_point.pdf#search='%E8%AA%BF%E5%89%A4%E5%A0%B1%E9%85%AC%E7%82%B9%E6%95%B0%E8%A1%A8'

むぎのほ薬局の店内コルクボードには
掲示してあるものなので見たことがあるかもしれません。

調剤薬局でかかるお会計は
すべて厚生労働省で決められた点数通りに頂いているので

たとえば
「この方には多く時間を割いて健康相談にのったから」
だとか
「飲み合わせチェックをしたから」
だとかでお会計が変わることはありません。

また、以前は加算の対象(有料)だった「お薬手帳の記録」。
これも平成24年4月より無料となっております。

よく「家で貼っておくから記録だけ頂戴」と
仰る方がいますが

どうせサービスが無料ならお薬手帳を持ってきて、
薬局で貼ってもらって
一緒に飲み合わせチェックや副作用チェックも
やってしまいませんか?

同じ成分の薬を複数の医療機関でもらっていて
無駄なお金を払っていたり、
風邪やお腹の調子がしばらく悪いだけだと思っていたものが
薬の飲み合わせが悪いための副作用だったりとか

案外多いんですΣ(・ω・ノ)ノ!w

もらう薬は最低限。
払うお金も最小限。
で、体調が良くなった(。・∀・)ノ゛

が、いちばんいいですもんね♪




管理薬剤師 太田(娘)