日本三大香木　クチナシの甘い香り

雨上がりの路地を歩いていると、どこからともなく甘い香りが漂ってきたことはありませんか？
クチナシは春の沈丁花、秋の金木犀と並んで、日本の三大香木のひとつとされています。
「ガーデニア」という名前でも呼ばれており、よく香水などで用いられます。しかし、天然の精油を抽出するのは難しく、香水に用いられるのはほとんどが合成で作られたものです。
クチナシの白い可愛らしい花の姿と、甘いフローラルな香りは夏が近いことを私たちに教えてくれます。