タミフルのジェネリック(5/18の続き?)

本日(6/15)に発売された後発品(ジェネリック)の中に、沢井製薬の「オセルタミビルカプセル75㎎」と「オセルタミビルDS3%」があります。そうあの「タミフル」(中外製薬)のジェネリックです。
タミフルをこのジェネリックに変更する事で10カプセル(2カプセル×5日分)で計算すると、3割の負担金がある方の場合、約400円程度安くなる計算になります。

ブログでも投稿しましたが、今年3月には1回の服用だけでインフルエンザウイルスの増殖を抑える「ゾフルーザ」が発売されています。
こちらは発売されたばかりですので、後発品(ジェネリック)はまだありません。ちなみにゾフルーザとオセルタミビルカプセル75㎎を標準な服用方法で服用した場合、3割の負担金を比較すると約1,000円前後の違いが出る計算になります。(12歳以上で体重80㎏以下の場合)

ゾフルーザは1回服用するだけで治療が済み、オセルタミビルは5日間服用する必要があります。また、これ以外にも従来よりあるリレンザやイナビルなどの吸入薬もあります。
厳密にいえば、ゾフルーザは作用機序も今までの抗インフルエンザ薬とは違いがあります。
インフルエンザの病態だけでなく、ライフスタイルなどにもよって選択する必要が出てきそうです。