栄養相談始めました!

こんにちは。
匠の杜薬局 管理栄養士の中村と申します。

匠の杜薬局では、11月から管理栄養士による無料栄養相談を実施しております。
「健康診断で気になる数値があるがそのままになっている」
「食事内容改善の仕方が分からない」など
生活習慣に関わることでお悩みがあればお気軽にご相談ください。
毎週木曜10時~15時半 予約なしで相談できます。

今回は、70代男性の方から「普段の自分の食事内容がどうなのか確認したい」と
ご相談がありました。

相談者の方は、BMI 21、一人暮らし、自炊中心の食事、フレイル予防のため毎日朝食後に自宅で50分間筋トレや踏み台昇降などに取り組んでいる健康維持に前向きな方です。

食事内容を確認すると、カット野菜を活用し野菜不足にならないようにしている、毎食納豆・豆腐・肉などたんぱく質の摂取をするなど食事バランスが整っている状況でした。

飲酒習慣については、週3日(1日おき、2日間の休肝日)、飲酒が楽しみと話し、
1回の飲酒量は缶ビール500ml 2本、缶ビール350ml 1本、日本酒1合 
と量が多い状況が確認できました。

肝臓の負担を減らすために休肝日を作っている状況を称賛し、飲酒間隔は維持していくことを勧めました。
飲酒量については、適量を説明し、今後の改善に役立てていただければと思います。

飲酒量はアルコール換算で1日20g程度が適量とされています。
・ビールなら500ml
・日本酒なら1合(180ml)
・ワインなら200ml

飲酒習慣のある方は是非参考になさってください。

また、相談者の方は、肝機能値は問題ないが、最近尿酸値が高くなってきて・・・と不安を感じているご様子でしたので、痛風発作予防についてご説明しました。

尿酸値が高くなると尿が酸性に傾くことが多く、尿酸が結晶化しやすくなります。
尿酸の結晶化により、足の親指の付け根に激痛が起こることが多く、これが痛風発作です。

尿をアルカリ化すると尿酸が溶けやすくなり、痛風発作予防につながります。
海藻類や野菜の摂取により尿がアルカリ化することを説明し、
海藻類や野菜の積極的な摂取を促しました。

相談者の方は、普段からわかめを食べることはあるが今後はめかぶやもずくなども増やしていきたいと改善に前向きなご様子でしたので、私も大変うれしく思いました。

栄養相談された方には、健康食品のサンプルなどをプレゼントしております。
是非、お気軽にご相談ください。