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  • 2024.04.23 傷寒論 太陽病中篇 第三十八條

    發汗病不解反惡寒者虛故也芍藥甘艸附子湯主之。 汗を發し病解せず反って惡寒する者は虛するが故なり、芍藥甘艸附子湯之を主どる。 熱があって發汗をしても病狀がすこしもよくならないで、反って惡寒がよけいにひどくなるようなものは、表が衰弱しているからである。芍藥甘艸艸附子湯が主治します。

  • 2024.04.22 傷寒論 太陽病中篇 第三十七條

    傷寒若吐若下後心下逆滿氣上衝胸起則頭眩脈沈緊發汗則動經身爲振振搖者茯苓桂枝白朮甘艸湯主之。 傷寒若くは吐し若くは下して後、心下逆滿し氣上って胸を衝き、起きれば則ち頭眩し脈沈緊、汗を發すれば則ち經を動じ身振振と搖をなす者は茯苓桂枝白朮甘艸湯之をつかさどる。 寒に侵されたのに、吐かせたり、ま...

  • 2024.04.20 傷寒論 太陽病中篇 第三十六條

    發汗後腹脹滿者厚朴生薑甘艸半夏人參湯主之。 發汗後に腹脹滿する者は厚朴生薑甘艸半夏人參湯之をつかさどる。 發汗した後で腹が張って一杯になって苦しいものには、厚朴生薑甘艸半夏人參湯が主治します。

  • 2024.04.18 傷寒論 太陽病中篇 第三十五條

    發汗後其人臍下悸者欲作奔豚茯苓桂枝甘艸大棗湯主之。 發汗後その人臍下悸する者は奔豚を作さんと欲す、茯苓桂枝甘艸大棗湯之をつかさどる。 汗を發しさせたその後で、病人の臍の下に動悸を生じて、その動悸がまるでつっぱしる豚のように、下の方から咽の方へつきあげてきそうな感じがして、不安であるものは...

  • 2024.04.17 傷寒論 太陽病中篇 第三十四條

    發汗過多其人叉手自冒心心下悸欲得按者桂枝甘艸湯主之。 汗を發したること多きに過ぎその人手を叉み自から心を冒へば心下悸し按を得んと欲する者は桂枝甘艸湯之をつかさどる。 汗のかかせ方が多すぎたために、胸苦しくなって、病人が手を組んで自然に胸の上にあてて、動悸がしてやたらにさすってもらいたいよ...