傷寒論 太陽病中篇 第二十五條

傷寒脈浮緊不發汗因致衄者麻黄湯主之。

傷寒脈浮緊汗を發せざるに因って衄を致す者は麻黄湯之を主どる。

傷寒で脈が浮いて緊であるものが、發汗しないために、熱氣が表にこもってしまって、それによって鼻血の出るものは、麻黄湯が主治するのである。