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  • 2025.06.18 傷寒論 太陽病中篇 第八十七條

    傷寒脈浮醫以火迫劫之亡陽必驚狂起臥不安者桂枝去芍藥加蜀漆牡蠣龍骨救逆湯主之。 傷寒、脈浮を、醫、火を以て、迫りて之れを劫かし、亡陽すれば、必ず驚狂す、起臥安からざる者は、桂枝去芍藥加蜀漆牡蠣龍骨救逆湯、之れを主どる。 傷寒で脈が浮いている時に治そうと思って、火熱療法で無理やりに發汗させて...

  • 2025.06.17 傷寒論 太陽病中篇 第八十六條

    太陽病中風以火劫發汗邪風被火熱血氣流溢失其常度兩陽相熏灼其身發黄陽盛則欲衄陰虛則小便難陰陽俱虛竭身體則枯燥但頭汗出劑頸而還腹滿微喘口乾咽爛或不大便久則讝語甚者至噦手足躁擾捻衣摸牀小便利者其人可治。 太陽病中風、火を以て劫し、汗を發すれば、邪風火熱を被り、血氣流溢、其の常度を失ひ、兩陽相熏灼すれ...

  • 2025.06.16 傷寒論 太陽病中篇 第八十五條

    太陽病二日反躁反熨其背而大汗出大熱入胃胃中水竭躁煩必發讝語十餘日振慄自下利者此爲欲解也故其汗從腰已下不得汗欲小便不得反嘔欲失溲足下惡風大便鞕小便當數而反不數及不多大便已頭卓然而痛其人足心必熱穀氣下流故也。 太陽病二日、反って躁するに、反って其の背を熨して、大いに汗を出だし、大熱胃に入り、胃中の水竭...

  • 2025.06.13 傷寒論 太陽病中篇 第八十四條

    傷寒發熱嗇嗇惡寒大渴欲飮水其腹必滿自汗出小便利其病欲解此肝乘肺也名曰橫刺期門。 傷寒、發熱、嗇嗇と惡寒、大いに渴し、水を飮まんと欲し、其の腹必ず滿し、自汗出で、小便利し、其の病ひ、解せんと欲するは、此れ、肝肺に乘ずるなり、名づけて、橫と曰ふ、期門を刺す。 傷寒で發熱して、ぞくぞくと惡寒が...

  • 2025.06.12 傷寒論 太陽病中篇 第八十三條

    傷寒腹滿讝語寸口脈浮而緊此肝乘脾也名曰縱刺期門。 傷寒、腹滿、讝語し、寸口の脈浮にして緊なるは、此れ肝脾に乘ずるなり、名づけて縱と曰ふ、期門を刺す。 傷寒で腹が張ってうわごとをいい、寸口の脈が浮いて緊なのは、肝が脾に乘じたものである。これを縱というのである。その治療は期門を刺して、肝の實...